波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

「凧のラッパにご注意ください」ですか?

2014-05-17 00:01:23 | 年間行事
こんばんは、箔ですワン。
GW後半2日目の5月4日は、白黒茶々家は朝からみんなして出っぱらっているのだ。 たつぴ君は部活に、お父さんは浜松まつりの凧上げ会場に、お母さんは川へ洗濯……… ではなく、その日は丸一日フリーとなったので、「友達と羽伸ばしに行ってきま~す 」とか言って心の洗濯に行ってしまったのだ。



ちなみにおれっちは、家でお留守番ということに。 昨年はHAL様一家一緒に凧上げ会場に行ったのですけど、今年のGW中のおれっちには、お出掛けの予定がないみたいなのだ。 そうしたら、凧上げ会場にいるお父さん、そちらの様子はどうですか?なのだ。


はい、白黒茶々 in 凧上げ会場です。
前日に続いて、私は法被を着て凧上げ会場に来ています。



………って、こちらは私ではありませんよ。 お祭りの装いをしたワンコがあまりにキマッていたので、飼い主さんにお願いして撮らせていただいたのです。それにしても、よく似合っていますね。 来年は箔もフル装備にして、参加させましょうか?



この日は風が弱くて凧を揚げるのに少し苦労しましたけど、前日よりはいい感じとなりました。 また、会場はたくさんの参加町内や観衆で賑わっていました。そのような中で、私は携帯にメールが来ていることに気が付きました。 その送信の主は、箔母さんですね。
「○○さんと、凧揚げ会場に到着 、今(白黒茶々さんがいるところ)って陣屋かな?(原文ママ)」とありました……… って、今彼女は凧上げ会場に来ているのですか 今日は好きなところに行ってよかったのに、そうしたら、ウチは家族そろって浜松まつり好きということになりますよ。それはさておき、これって私と合流したいってコトですよね?ならば、「まつり本部の南側、芝生広場で蛸を揚げています(原文ママ)」と返信、っと。あれ、よく見たら、これでは私が蛸を調理していることになっているではありませんか。



そのうち、彼女らと行き逢うことができました。 そのときの様子は写真には撮ってないのですけど、その広い会場で知り合いを見つけ出せたのは、またしても奇跡に近いことでもあります。 とはいっても、それだけでお互いに満足し、そのあとは別行動に入っていきました。

その後、私はいったん家に帰って、部活を終えたたつぴをそこから乗せていき、夜の部に備えました。 ちなみに、その夜の萩丘組は、町内のみを練り歩くことになっていました。



昨夜、浜松の中心街を引き回された御殿屋台も、その日は町内のみの出番ということに。明るいうちに、皆様もその構造や細かい彫刻などをご観察くださいませ。
そして萩丘組の集団は18時00分に会所を出発し、町内を練り歩いて、初練りをやる初家に行き着きました。



初子が生まれたその家では、私たちはまずはご馳走になりました。 飲み物はジュース類だけではなく、もちろんビールもありますよ。 さらにピザやコロッケ、焼き鳥なども振る舞われて、たいへん美味しくいただきました。



皆さんも、楽しく美味しくやっているご様子ですね そんなおもてなしの時間は、お立ち台の上でのイッキ(飲み)で締められます。 それに挑もうとする人が、入れ替わり立ち替わりしている間………



ラッパを吹き続けるのが、私たちラッパ隊の役割なのですよ。それにしても、これはかなり長いです。それでも、先ほどの休憩でMP(マジックポイント)は回復したので、大丈夫なのですよ。

さらに一夜明けて、浜松まつり最終日の5月5日となりました。この日は、たつぴは初めて参加者として凧上げ会場に入りました。天気予報では、この日は曇りのち雨となっているのですけど、なんとか夕方までもってくださいよ。

その日は「こどもの日」ということもあって、子供凧上げも企画されていました。萩丘の凧が空高く揚がったら、町内から連れてきた子供たちにその糸を持たせて、みんなで「オイショ、オイショ」とやろうというのです。 しかしこの日も風がイマイチで、なかなか思うようにはいきませんでした。その間、子供たちは凧上げスペース内で待機するしかありませんでした。しかし、上空の風が不安定で、揚がりかけた大凧が次々と落ちていました。 その大きさはいうまでもないのですけど、骨組みが竹なので、そいつが落ちてくると、かなり危険です。 凧上げ会場では、しばしばアナウンスで「凧の落下にご注意ください」と言っているのですけど、私には「凧のラッパにご注意ください」と聞こえてしまいます。確かにコレも、凶器にできないこともない………

………なんてしょうもないことを考えているところに、制御不能となった他の町内の大凧が急降下してきたのです
「危ない 」と、私が叫ぶのも間に合わず、その凧は萩丘組の子供の集団を直撃 それでも、みんなうまく避けたみたいで、よかっ………

いや、頭から血を流している子が一人、医療コーナーに担ぎ込まれていきましたよ。 それ以来、子供たちは震え上がってしまいました。なかには、お父さんにしがみついて震えている子供の姿も。 それでも、たつぴは中学生だから大丈夫だろう。………と思っていたのですけど、彼も縮みあがってしまい、上ばかり気にしていました。 そのうち雨が降り始めたこともあって、子供凧上げは中止に。子供たちに、凧上げの楽しさを味わってもらいたかったのに、可哀想なことに怖い思いだけをさせてしまいました。 たつぴにとっても、初陣があれではちょっとキツいものがあるかも。その後、彼らは凧上げスペースよりは安全な萩丘の陣屋のほうに避難していきました。

帰りのバスが出るまで、まだ時間がありますね。私には、凧上げ会場を引き上げる前にひとつやっておきたいことがあったのです。 それは……… 今年大蒲組の組長をやっている、なつみかんさんの旦那さんに挨拶に行くというのです。せっかくなので、たつびも一緒に……… って、今回は遠慮しとくって どれだけ凧を怖がっているのですか?そうしたら、私が一人で行くことにします。

………とはいっても、「組長」の冠位(?)を得たうえに、凧上げに夢中になっている彼にはなんとなく話しかけにくいです。 それにその時の私は箔を伴ってない、ただの人状態なので「あんた誰?」みたいに思われたら、どおしよぉ~ だからといって、そのままスルーしてしまったら、来年まで引きずりそうですし。 そうしたら、ここは思いきって当たってみることにします 「こんにちは~」
彼は、私が誰なのかすぐにわかったみたいで、気さくに話してくださいました。また優しい対応も、スピッツを介していたときと一緒でした。



その後ろ姿もあまりにもカッコよかったので、失礼して一枚撮らせていただきました。 ちなみに、真ん中にいらっしゃるのが、そのバニラパパさんです。来年は、副組長でしょうか?そうしたら、また凧上げ会場で……… いや、今度はオフ会やスピイベントでお逢いするのを楽しみにしています。



凧上げの最後はいまいち締まらなかったのですけど、そのぶん夜の練りのほうに期待しましょう。 ちなみにその夜の萩丘組は、ピアゴというショッピングセンターの駐車場で、近隣の町内の高台連合で合同練りをすることになっていました。
途中で雨が降ったりしたのですけど、そいつはみんなの熱気で吹き飛ばせ てな感じで、なんとかしました。



そのピアゴの合同練りでは、中央ステージに各町内の組長やピアゴの店長の他に、お店のイメージキャラクターのピアッキーもいました。そのピアッキーを激練りの中でもみくちゃにしたら、どうなるか……… なんてことを考えてはいけませんね。 とにかくこのような感じで、今年の浜松まつりは終わっていきました。

家に帰ってから、その日凧上げ会場であったことを箔母さんに話したら、「とっさの場面では、『危ない 』は通用しないよ。そうだねえ……… 『上、上!』って言えば、子供たちは上に注意してくれるら」と、アドバイスしてくれました。しかし、あの状況の中でそこまで気の利いたことができるでしょうか?私のことだから、またあのような場面に出くわしたら「(『危ない 』以外に言うべきことは、う~む、う~む)……… 」と言葉に詰まるか、「凧、凧、たこ 」のような意味不明なことを口走りそうです。とにかく、来年の浜松まつりでは事故が起こらないといいですね。それに加えて、楽しく完全燃焼できることを願っています。


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4 コメント

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Unknown (シェルティ&スピッツ)
2014-05-18 16:26:24
恐怖体験…そういうことだったんですね!
怪我をされた子どもさんはとんだ災難でした。早く回復されますように<(_ _)>

たつぴくんは幸い、難を逃れたとのことですが、ちょっとトラウマになってしまうかもしれませんね…(・_・;)
でも、また次回に楽しい体験をして、この恐怖体験を上書きしてしまえるといいかもしれませんよ!
お二人ともお疲れさまでした!
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Unknown (ユミママ)
2014-05-19 14:54:31
怪我した子がいたんですか。
これは周りもビックリですね。
大凧の落下は大人でも厳しいです。
とっさの行動といっても人が大勢いると
違った危険もありますし。

法被姿のワンが粋ですね。
来年はぜひ箔くんにも~~。 (´▽`)ノ
返信する
シェルティ&スピッツさん♪ (白黒茶々)
2014-05-20 00:20:33
実際にあった恐怖体験は、シェルティ&スピッツさんの予想を超えていたでしょうか? 運悪く凧の直撃を受けてしまった子供のその後はわからないのですけど、早く回復することを願っています。

たつぴはなんとか無事だったのですけど、このような形で凧の迫力を味わうことになりました。 来年は、凧揚げの楽しいところを体験してもらえるといいですね。
そんな私たちにねぎらいのお言葉をくださり、ありがとうございます。
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ユミママさん♪ (白黒茶々)
2014-05-20 00:28:15
一瞬でしたけど、私には運ばれていった子が頭から血を流していたのが見えました。 凧が落ちてきたことだけではなく、その子が負傷する様子も見てしまったら、他の子たちも余計に怖く感じたと思います。それにしても、人がいるところに凧が落ちてくるようなことは滅多にないので、よっぽど運が悪かったということに。そういえば、避けようとして転倒→負傷という人もいたみたいです。

法被姿のワンコはあまりにもよく似合っていたので、思わず呼び止めてしまいました。 来年は、箔が写真に撮られる側になってもらいたいです。
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