波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

御前崎のおすすめスポット、お教えします。

2017-02-25 00:55:47 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
2月も下旬になると、寒さが和らぎ日照時間も延びてきて、春が近いことを感じます。 それにともなって、各地で春一番の大風が起こっているみたいですね。 そのような状況の中、私は箔と波を伴って御前崎市というところを訪れました。



御前崎市は、平成16年(2004年)に小笠郡浜岡町と榛原郡御前崎町が合併してできた、人口約3万2千人の都市です。静岡県の海沿いの中西部に位置していて、伊豆半島の次に大平洋に突き出た御前崎という岬があります。 今回私たちは、同市内にゆかりのある人物に関するところを歴史散策しに来たのですけど、その話は後ほど改めてさせていただきます。 それは大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出てくる人物なのですけど、読者の皆様はそれが誰なのか予想しながらそのレポートが出てくるのをお待ちくださいませ。 いちおうヒントを言っておきますと、彼は御前崎市でも内陸部となるこちらの○○地区を治めていました。ドラマではヒゲがよく似合っていて、けっこうシブいですよ。
御前崎市といえば、浜岡原子力発電所、浜岡砂丘、桜ヶ池、ねずみ塚など見どころが満載なのですけど、とても一日だけでは廻りきれないので、今回は私がイチオシのところをご紹介します。



○○ゆかりの○○地区を散策し終わったら正午近くになったので、私はお昼を食べに行くことにしました。 やはりこちら方面に来たら、あそこがいいですね。 そのようにして、私が向かったお店は………



市役所のすぐ近くにある、がっこーにいこう!にございます。 こちらのお店は、学校をモチーフにした居酒屋で、学校の給食をリアルに再現したメニューを食べることができるのですよ ちなみに私はこちらに来るのは、約6年ぶりとなります。



学校ということもあって、可愛らしい二宮尊徳の石像もあるのですよ。 それから、日曜日の昼間でも給食メニューを食べることができるなんて、ありがたいですね。 ちなみに開校時間は、全日制11時30分~14時00分、定時制17時30分~22時00分で、休校日は火曜日となっております。 しかし、こちらのお店の評判は広く知れ渡っているみたいで、この日も県内外からたくさんの客が押し寄せていました。ここに来る前に箔波ちゃをたくさん歩かせておいてよかったです。待ち時間が長くなりそうなので、その間に車の中で体を休めておいてくださいませ。 お店の予約表に私の名前を記入してから1時間ほどして、ようやく入ることができました。



その店内には黒板にオススメのメニューなどが書かれ、壁には習字が貼ってあり、さらに学校にあるような机と椅子も並べられていて、教室の雰囲気がアリアリとなっていました。



そうしたら、この日の給食の献立を決めることにしましょう。 おかずやあげパンなど、バリエーションはかなりあるのですけど、ここは敢えて基本路線を行くことにします。
給食の人気メニューの、ソフトめん(うどんを細くしたような蒸した麺)&ミートソースは前回来たときに食べたので、今回は私にとってもその次に思い入れのある、カレー&ライスにしました。 給食のカレーって、甘くてマイルドな味わいで、独特な美味しさがありますよね。



給食が配膳されるまでの間は、机の中に入っている教科書を読んだりしながら待つことにしましょう。 この「スーホの白い馬」って昔授業で扱われたことがあるのですけど、皆さんはご存知でしょうか?スーホが大事に育ててきた白馬が、瀕死の状態になりながらも、彼のもとに戻ってきて……… 泣ける話ですよね。



そうしているうちに、お待ちかねの給食がやって来ました アルマイト製のお盆やお皿、それに先割れスプーンまで出てくるなんて、凝っていますね。 今回私は、カレーライスに揚げぎょうざ、それと冷凍みかん(3点セットで税込750円)を選択しました。家の冷凍庫にみかんを入れても、このようにほどよく凍らないのですよね。それから、より給食らしさを探求した私は、それらに瓶入り牛乳と粉末状のミルメーク(税込200円)を付けました。 牛乳をより美味しくする、コーヒー味のミルメーク。近年では、チューブに入った溶けやすい液体状のものが出回っているみたいですけど、私はあえて昔お世話になった混ぜにくいほうを選びました。さらに昔の自分がやったであろう方法でそれらを混ぜたら、沈澱させることもなく上手くいきました。
あ、それから給食カレーは私が期待した通りの懐かしい味わいでしたよ。

心もお腹も満たされた私は、箔や波とともに次の目的地に向かいました。 それでも、せっかくなので………



御前崎港の近くにある、御前崎海鮮なぶら市場というところにも寄っていきました。



こちらでは地元で水揚げされた新鮮な魚介類やその加工品、お土産などが販売されているのですよ。 試食のほうも充実しているので、「これは!」と思うものが見つかったら、迷わずにご購入くださいませ。



もう1ヶ所、隠れた名所に立ち寄ってもよろしいでしょうか?御前崎の住宅や畑のある一角には、目立ちにくいのですけど猫塚というのがあります。
昔、旅僧に化けた鼠が、地元の住職を襲ったのですけど、2匹の猫が応戦 相討ちとなったのですけど、その猫を丁重に葬ったのが、こちらの猫塚だと云われています。石碑の上にたたずむ、小さい猫の石像がなんともいえませんね。 そこから近いといえなくもないところには………



△※☆□≒%◎◆があるのですけど、まずはその近くの遊歩道を歩いておきましょう。



こちらは切り立った丘の上なのですけど、その中腹からも海岸を見渡すことができます。 それにしても、この日は風が強かったです。そのおかげで、箔と波は堪えるような表情となってしまいました。



その坂を上がっていったところには………



△※☆□≒%◎◆……… じゃなくて、御前崎灯台があります。
(1635年)江戸幕府によって建てられた見尾火灯明台が前身。明治7年(1874年)にイギリスの技師リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により、今日見られる灯台が建てられました。



入場料の200円を払えば、灯台に上ることができる(資料館付き)のですけど、ワンコはムリとのこと。なので、箔ちゃと波ちゃはここまででご了承くださいませ。
外ではナンなので、彼らにはまたしても車の中で待っていてもらいました。



灯台の入口から先は、ちょっと写真では分かりにくいのですけど、螺旋階段が続いていました。降りてくる人がいたら交互通行となるのですけど、なぜか彼らはみんなして「ひいぃ スゴかったよ」のようなことを言っていました。この程度の螺旋のグルグルは、大したことはないのでは? とにかく、上ってみます。



この灯台は最近改修工事がおこなわれたみたいで、内壁は木板で覆われていました。一部覗き窓が開けられていて、創建時の煉瓦積みの構造を見ることができました。



展望フロアまであと少し。さらに狭くなった梯子のような階段を上って、あの穴を抜ければ………



もう一段落挟んでもよろしいでしょうか? 展望フロアの頭上を見たら、灯台の主要部ともいうべき巨大なライトとレンズがありました。創建当初は回転式1等フレネルレンズ(259cm)が設置されていたのですけど、戦時中に損傷したので、現在は回転式3等フレネルレンズ(157cm)となっております。そうしたら、いよいよ灯台の展望回廊に出ますよ



う、うわ~~~! 飛ばされるぅ~
この日は風が強いということを、すっかり忘れていました。ただでさえ強風だというのに、海岸に突き出た断崖上の高い灯台に上ったら、その威力が増すのもムリはありません。安全のためにあらかじめメガネは外しておいたのですけど、風圧に押されて前に進めませんよ。 この写真を撮るのにも、風がスマホのボタンを勝手に押してしまって、誤作動しまくりでしたし。さらに、男の私でも両手を広げただけで、体を持っていかれてしまいました。これがもし、体の軽い女性だったら………



そのような状況のなかでも、頑張ってそこから見える風景を撮ってみました。 まずは、内陸側に見えていた富士山です。この日は空気の澄んだ冬場ということもあって、はっきりクッキリと見えましたよ。



お次は、海側の眺めです。「地球が丸く見える灯台」を謳っていることもあって、水平線が平らではないように見えます。それにこの解放感は、空を飛んでいるようです。

強風にあおられて、頭を爆発させた状態で灯台から降りてきた私。これから上ろうとしている人に「ひいぃ!スゴかったよ」と言っていました。

今回はほんの一部しか紹介できなかったのですけど、御前崎は景色がきれいでドッグカフェもあって、ワンコを連れて楽しむことができます。ただし、風が強い日はくれぐれもお気をつけくださいませ。


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