こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私は新潟県に来ております。 新潟市内を歩いた後に再び電車に乗り、次に私が向かったのは……… 新潟市の北にある新発田市。 そちらには、江戸時代初期に溝口氏が約50年かけて築いた新発田城があります。このお城は、完成して間もない頃に火災や地震によって壊滅的な打撃を受けたのですけど、その後見事に立ち直りました。 現在、石垣や水掘の他にも、本丸表門や旧二の丸隅櫓の建物が残っていて、さらに5年ほど前に辰巳櫓と、天守に相当する御三階櫓が木造で復元されるという豪勢ぶりです。 私は以前からこのお城に行ったみたいと思っていたのですけど、今回ようやくその夢が叶いました。
ウワサ通り、立派な御三階櫓ですね、よくぞ再建したってもんです。 ただし、この建物は………
自衛隊の敷地内にあるので、近付くことはできないのです。
その代わり、その他の建物が総掛かりでサービス(無料で見学可)してくれるので、悔いはないです。 ちなみに右に見えるのは辰巳櫓(復元)、左は本丸表門(現存)です。やっぱり、それらの内部に入ってみることにしましょう
こちらは辰巳櫓の建物内です。木の柱等はまだ真新しく、急階段も旧来の工法に則ったものです。
せっかくなので、同じ市内にある清水園のほうも廻っておくことにしましょう。こちらは藩主の下屋敷(別邸)として造られ、現在でも美しい庭園が残っています。
こちらでは、庭園を臨む書院の中でくつろいでみました。 なかなか心が安らぐではありませんか。
清水園を一通り堪能したら、今度はその隣接地にある足軽長屋に向かいましょう。 こちらには下級武士の住まいがそのまま残っていて、貴重な建築物でもあります。 もちろん、一部ではあるのですけどその内部も見ることができます。では、その様子を伺ってみることにしましょう
おおっと、中にはすでに人が ……… 「まあまあ、遠慮せずにお上がんなさい」とか言っているし。 確かこの御人、先ほどの藩主の下屋敷にもいたような気がするのですけど。 以上で新発田の市内観光は終了です。
このあとはさらに電車で長岡市のほうに向かいました。 長岡藩といえば、戊辰戦争に巻き込まれたところでもあります。 そのあおりで、その地にあった長岡城は明治以降に徹底的に壊され、現在は何一つ地上にその遺構を残していません。 戊辰戦争で荒廃した長岡藩を哀れに思った近隣の藩は、米百俵を贈ったのですけど……… 長岡藩の重鎮の小林虎三郎は「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵になる」と訴え、その施しを学校の建設に使ってしまいました。これが元首相が引用して一躍有名になった「米百俵(の精神)」のお話です。
JR長岡駅とその周辺あたりに長岡城があったといわれています。
街中にこのような城址碑が建てられているのですけど、これだけではあんまりなので、今から長岡の歴史資料が展示されている長岡市郷土史料館のほうに向かうことにしましょう。
その施設は、長岡駅からバスで20分ほど行ったところにある悠久山公園の高台の上に聳え立っています。 しかも、お城を模したような外観をしているのがなんともいえません。 もちろん、そこに登れば長岡市全体を見渡すことができるのですよ。
そのあとは、夕食をとりながら富山方面に向かうことになっているのですけど……… 駅のお店で見つけた三元麦豚ロースカツ弁当があまりにも美味しそうだったので、落ち着いてそいつを食べられるように快速列車の指定席券を確保しておきました。 長岡を出てから、車窓の外に広がっていた田園風景はやがて海岸端に移っていきました。
例の弁当は肉厚でとても美味しかったのですけど………
ちょうどその頃に見えた、日本海に沈む夕日の姿も美しかったです。
日没後に、その列車は上越市にある直江津駅に到着しました。乗り換えの電車が来るまで1時間ほどあるのですけど、さあどうする?上杉景虎の居館で、御館の乱の舞台にもなった御館跡まで歩いていけない距離ではないので、ちょっとそこに寄ってみることにしましょう。 なぜなら、箔母さんが彼のファンでもあるからです。 闇夜に沈んだ館跡は、武者の霊が出そうなのですけど………
現在は小公園となっているその地で、近所の子供たちが花火をやって遊んでいたので、暗闇でもほんわかとした雰囲気に包まれていました。
さらに私は日本海沿いを電車で下っていき……… 富山駅にたどり着きました。今度は、0時ちょっと前にそこから出る夜行バスに乗る予定なのです。
初めて乗ってみた夜行バスはゆったり3列シートで、リクライニングにオットマン(足載せ)が付いていて、各席に毛布も完備。さらに静かに運転してくれたので、とても快適でした。 これで名古屋まで4900円というのですから、とても安いです。 やはり手軽な交通手段として人気で、そのバスも全席埋まっていました。 いちおう車内にもトイレの設備はあるのですけど、何箇所かサービスエリアでトイレ休憩を取ってくれました。
そしてその夜行バスは、翌朝の6時30分頃に名古屋駅に到着しました。そこから電車を乗り継ぎ、8時過ぎに無事に自宅にたどり着くことができました。………以上が今回の一人旅の全容です。 所用した時間から換算すると、0泊3日、いや、2車中泊3日ってトコでしょうか。
しかし、私だけ楽しむワケにはいかないので、その翌日のお盆休み最終日には家族を東京お台場のガンダムの股下に連れて行ってあげることにしました。 そちらのほうのレポートは、またの機会にしようと思います。
今回の旅行では、もちろん箔にも愛あるお土産を買ってきましたよ。
こいつは喰えないのだ
とはいっても越後の武将、直江兼続の甲冑フィギアですけどね。 そういえば今回の旅行で、上杉や直江関係の名所旧跡は御館跡ぐらいしか行ってなかったような……… それはまあいいとして、これは飾っておくものなので箔ちゃ、くれぐれも着たり噛み砕いたりしてはいけませんよ。
白黒茶々さん、欲張りすぎ~と思われた方は、こちらに投票してやってください。
前回からの続きで、私は新潟県に来ております。 新潟市内を歩いた後に再び電車に乗り、次に私が向かったのは……… 新潟市の北にある新発田市。 そちらには、江戸時代初期に溝口氏が約50年かけて築いた新発田城があります。このお城は、完成して間もない頃に火災や地震によって壊滅的な打撃を受けたのですけど、その後見事に立ち直りました。 現在、石垣や水掘の他にも、本丸表門や旧二の丸隅櫓の建物が残っていて、さらに5年ほど前に辰巳櫓と、天守に相当する御三階櫓が木造で復元されるという豪勢ぶりです。 私は以前からこのお城に行ったみたいと思っていたのですけど、今回ようやくその夢が叶いました。
ウワサ通り、立派な御三階櫓ですね、よくぞ再建したってもんです。 ただし、この建物は………
自衛隊の敷地内にあるので、近付くことはできないのです。
その代わり、その他の建物が総掛かりでサービス(無料で見学可)してくれるので、悔いはないです。 ちなみに右に見えるのは辰巳櫓(復元)、左は本丸表門(現存)です。やっぱり、それらの内部に入ってみることにしましょう
こちらは辰巳櫓の建物内です。木の柱等はまだ真新しく、急階段も旧来の工法に則ったものです。
せっかくなので、同じ市内にある清水園のほうも廻っておくことにしましょう。こちらは藩主の下屋敷(別邸)として造られ、現在でも美しい庭園が残っています。
こちらでは、庭園を臨む書院の中でくつろいでみました。 なかなか心が安らぐではありませんか。
清水園を一通り堪能したら、今度はその隣接地にある足軽長屋に向かいましょう。 こちらには下級武士の住まいがそのまま残っていて、貴重な建築物でもあります。 もちろん、一部ではあるのですけどその内部も見ることができます。では、その様子を伺ってみることにしましょう
おおっと、中にはすでに人が ……… 「まあまあ、遠慮せずにお上がんなさい」とか言っているし。 確かこの御人、先ほどの藩主の下屋敷にもいたような気がするのですけど。 以上で新発田の市内観光は終了です。
このあとはさらに電車で長岡市のほうに向かいました。 長岡藩といえば、戊辰戦争に巻き込まれたところでもあります。 そのあおりで、その地にあった長岡城は明治以降に徹底的に壊され、現在は何一つ地上にその遺構を残していません。 戊辰戦争で荒廃した長岡藩を哀れに思った近隣の藩は、米百俵を贈ったのですけど……… 長岡藩の重鎮の小林虎三郎は「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵になる」と訴え、その施しを学校の建設に使ってしまいました。これが元首相が引用して一躍有名になった「米百俵(の精神)」のお話です。
JR長岡駅とその周辺あたりに長岡城があったといわれています。
街中にこのような城址碑が建てられているのですけど、これだけではあんまりなので、今から長岡の歴史資料が展示されている長岡市郷土史料館のほうに向かうことにしましょう。
その施設は、長岡駅からバスで20分ほど行ったところにある悠久山公園の高台の上に聳え立っています。 しかも、お城を模したような外観をしているのがなんともいえません。 もちろん、そこに登れば長岡市全体を見渡すことができるのですよ。
そのあとは、夕食をとりながら富山方面に向かうことになっているのですけど……… 駅のお店で見つけた三元麦豚ロースカツ弁当があまりにも美味しそうだったので、落ち着いてそいつを食べられるように快速列車の指定席券を確保しておきました。 長岡を出てから、車窓の外に広がっていた田園風景はやがて海岸端に移っていきました。
例の弁当は肉厚でとても美味しかったのですけど………
ちょうどその頃に見えた、日本海に沈む夕日の姿も美しかったです。
日没後に、その列車は上越市にある直江津駅に到着しました。乗り換えの電車が来るまで1時間ほどあるのですけど、さあどうする?上杉景虎の居館で、御館の乱の舞台にもなった御館跡まで歩いていけない距離ではないので、ちょっとそこに寄ってみることにしましょう。 なぜなら、箔母さんが彼のファンでもあるからです。 闇夜に沈んだ館跡は、武者の霊が出そうなのですけど………
現在は小公園となっているその地で、近所の子供たちが花火をやって遊んでいたので、暗闇でもほんわかとした雰囲気に包まれていました。
さらに私は日本海沿いを電車で下っていき……… 富山駅にたどり着きました。今度は、0時ちょっと前にそこから出る夜行バスに乗る予定なのです。
初めて乗ってみた夜行バスはゆったり3列シートで、リクライニングにオットマン(足載せ)が付いていて、各席に毛布も完備。さらに静かに運転してくれたので、とても快適でした。 これで名古屋まで4900円というのですから、とても安いです。 やはり手軽な交通手段として人気で、そのバスも全席埋まっていました。 いちおう車内にもトイレの設備はあるのですけど、何箇所かサービスエリアでトイレ休憩を取ってくれました。
そしてその夜行バスは、翌朝の6時30分頃に名古屋駅に到着しました。そこから電車を乗り継ぎ、8時過ぎに無事に自宅にたどり着くことができました。………以上が今回の一人旅の全容です。 所用した時間から換算すると、0泊3日、いや、2車中泊3日ってトコでしょうか。
しかし、私だけ楽しむワケにはいかないので、その翌日のお盆休み最終日には家族を東京お台場のガンダムの股下に連れて行ってあげることにしました。 そちらのほうのレポートは、またの機会にしようと思います。
今回の旅行では、もちろん箔にも愛あるお土産を買ってきましたよ。
こいつは喰えないのだ
とはいっても越後の武将、直江兼続の甲冑フィギアですけどね。 そういえば今回の旅行で、上杉や直江関係の名所旧跡は御館跡ぐらいしか行ってなかったような……… それはまあいいとして、これは飾っておくものなので箔ちゃ、くれぐれも着たり噛み砕いたりしてはいけませんよ。
白黒茶々さん、欲張りすぎ~と思われた方は、こちらに投票してやってください。
長岡は私も20年くらい前に行きました。その当時は花火大会で打ち上げる3尺玉をスイカのように輪切りにして飾ってありましたが。
もちろん展望台から長岡市内を見ました。
夜行バスは眠れる人にとっては快適ですよ。白黒茶々さんも夜行バスデビューされて、これからはどんどん行動範囲が更に広がることでしょう。
家族サービスで「ガンダム」とは。こちらの報告も楽しみです!
直江兼続の甲冑フィギアをお土産にされるなんて、やっぱり新潟は兼続一色なんでしょうか?
自分の好きなところを巡る、一人旅! ちょっと憧れです
コメントありがとうございました。
新潟への一人旅羨ましいです。
新潟には行ったことがありませんがステキな所ですね!
御三階櫓は立派ですばらしいです!!
2車中泊3日はハードでしたね~
箔ちゃんは食べ物のお土産を待っていたのですね~笑
また遊びに来ますね~
一人旅・・・
あぁなんて素敵なフレーズなんでしょう。
白黒茶々さんの旅は ネタだらけの旅ですが
私が一人旅をしたら きっとのんびり寝たばかりの旅になるでしょう。
おあとがよろしいようで・・
ところどころに座っている白黒茶々さん、姿勢イイ!!カッコイイですね~(*^_^*)
箔くんへの愛あるお土産!!
箔くんが大喜びかどうかは置いといて、ステキです!!
でもその他のサービスがよかったようで、行った甲斐がありましたね~♪
自分撮りもよく撮れてますよ
W夜行で行き帰りとは、なかなかの工程でしたね~
シロダヌキも数年前南紀に行った時は、行き帰り深夜バスでした
そいつのパンチを初めて食らったのは別の旅行でしたが、この南紀の時はかなりくつろげる車内でしたよ
バスによって、けっこー違うモンですね~
HALママさんも長岡の郷土史料館にお越しになったことがあるのですか~ そちらの花火は有名ですけど、半切りにされた花火、あの時も地下一階の展示室で「雪国の住まい」と一緒に飾られていましたよ。
しかし、黄色スズメバチが出たとかで最上階の外には出ることはできませんでした。
夜行バスを利用するのは今回が初めてでしたけど、けっこう快適だったので、これからの移動手段の一つに加えることにします。
ちなみに、ガンダムのほうは日帰りで行ってきました。
直江兼続関係のところは結構交通の便の悪い場所にあるので、今回はほとんど行きませんでしたけど、それでもあちこちに「天地人」関係ののぼりが上がっていました。
たまに行く一人旅で、お城へ行きたい欲も満たされ、明日への活力とつなげることができました。
コメントをくださり、ありがとうございます。 とても嬉しいです。
新潟は今回が二度目で、前回は11年ほど前に上越市を廻っていました。やはり有名なところは上杉関係が多いのですけど、今回はちょっとズレていました。もちろん、新発田城の御三階櫓は私からもオススメですよ~
2車中泊3日は確かにハードですけど、寝ている間に移動できるので、距離の長さをあまり感じません。
やっぱり箔は、何か美味しいものを期待していたみたいですね。
ぜひ、また遊びにいらしてくださいね。
「愛」の兜はTVで見る度に気になってました。正に気恥ずかしい文字ですね。箔君の頭にちょっと乗せてみたいです。
晩御飯の豚カツのお店はファンです。今晩のおかずは、こちらのお店のカツでカツ丼を作りました~。