こんばんは、白黒茶々です。
いきなりですけど、今回はじんぱちママさんとの別れ際のシーンから入らせていただきます。 「明日は仕事なので、日付変更前には帰宅できるようにします」「お気を付けてお帰りください」これから私は、来るときに通ってきた国道の山道を引き返すことになっていました。 それに対して、はちママさんは「山道は暗くなるとまわりの景色が一変してわかりにくくなるので、注意が必要なのですよ」というアドバイスをくださいました。 そういえば、私は今まで福井県と岐阜県の境の油坂峠は、明るいときにしか通ったことがありませんでした。さらにはちママさんは「そのような山道を抜けて、(越前)大野城が見えてくると『帰ってきたんだな』という実感が沸く」とも仰っていました。
名残惜しいのですけど、そんなはちママさん、ハチ君、一歩ちゃん、越前大野城に見送られながら、私・箔・波の白黒茶々家の1人と2頭は大野市をあとにしました。 あとは山間部に続く一本道の国道をひたすら走っていくだけなのですけど、確か国道157号線でしたよね?気付いたら158号線のほうにいたので、危うく間違えるところでした。早いうちに軌道修正できてよかったです。
その国道は山道ということもあって、まわりに目印になるものはほとんどありませんでした。さらに陽が沈み、真っ暗になったのですけど、ここは迷わず先に進んでいくしかありません。 それにしても、行きに通った時よりはカーブが多くてなんとなく走りにくいような……… いや、暗くて視界が悪くなったので、これははちママさんが仰っていた「山道は暗くなるとまわりの景色が一変してわかりにくくなる」という部分でしょう。………にしては、行き交う車をほとんど見かけないような。 とにかく、もう少し頑張ってみよう。
そうしているうちに、工事中の箇所に入っていき、路面は未舗装の砂利道に変わりました。 来るときにこのような場所ってありましたっけ?いや、もしかしたら工事が始まったばかりなのかも知れません。私はまだ諦めませんでした。
とはいっても道はさらに険しくなっていき、気付いたら樹木が生い茂っていて、車1台が辛うじて通れるぐらいの細道になっていました。
「これは、明らかにおかしい!」
私はそこで立ち止まり、地図帳やスマホのカーナビ機能などを駆使して現在地を調べました。 そうしたら、とんでもない山奥にいることがわかりました。どうやら、本来なら国道158号線のほうに行かなければならないところを、157号線を突っ走ってしまったみたいです。 あのとき間違えたと思っていたほうが正しかったのですよね。その運命の分かれ道(?)から間違いに気付くまで、50分ぐらい要してしまいました。しかし、このまま進んでも深みにハマるだけなので、今来た道を戻るしかありません。
普段の私なら「迷って、こんなところまで来てしまいました 」と、今いる漆黒の闇の風景を撮ってから引き返すのですけど、さすがにそんな余裕はありませんでした。 なので、後に地図帳で検証し、たぶん右下の「冬季閉鎖」というところまで行ってしまったのだと推測しました。
そうとわかったら、とって返しますよ 帰りは迷うことなくひたすら山道を下っていったので、40分ほどで済んだと思います。 そして、大野市街の「白黒茶々過ちの道への入口」に差し掛かったところで………
山の上でライトアップされた越前大野城が見えてきました。 それを見て、私はまたしてもはちママさんの「『帰ってきたんだな』という実感が沸く」というセリフを実感しました。しかし、私の場合はこれで終わりではありません。今度は再びその越前大野城を背にして、国道158号線の山道をひた走っていき、静岡県の自宅まで帰らなければならないのですよ。 ここまで、1時間半のロスってところでしょうか?現在時刻は19時15分。ここが出発点です。
途中、道の駅九頭竜で小休止できたのは、20時近くになってからのことでした。その際に、ようやく箔と波を外に出してあげることができました。 その時点では私はまだ元気だったので、さらに先を急ぎました。
油坂峠を越え、白鳥のループ橋を下っていき、………帰りの道は順調で、私たちはそのまま郡上市に突入しました。 そうしたら、この先にある道の駅美並(※前夜に私たちが車中泊したトコ)でトイレ休憩をして、箔波ちゃに晩御飯をあげよう。
………と思っていたのですけど、その勢いは突然止められてしまいました。 渋滞です。それからしばらくして、反対車線を走っていった救急車数台がずっと先のほうで処置を始めたので、事故があったということがわかりました。 車のほうはなかなか動かないのですけど、この時間を利用して………
21:17
はちママさんからいただいた、栗赤飯をいただくことにしましょう 「道中はレストランはおろかコンビニもないので、途中でお腹が空いたら、召し上がってください」と気を遣ってくださったものが、このようなところで役に立ちました。「美味しい………」しかも、空腹なだけではなく心も折れかかっていたので、とても救われる思いでした。 さあ、食べ終わったので、もう動いてもいいですよ。事故処理が済んだら流れが回復すると思っていたのですけど……… 待てど暮らせどまったく動く気配はありませんでした。
渋滞にハマってから、30分ぐらい経ったでしょうか?またしてもスマホのカーナビ機能でその周辺の様子を検索したら、ちょっと戻ったところに川の対岸に渡れる橋があるのを見つけました。 こうなったら一か八か、その道を通ってみることにしましょう。
渋滞の列から外れ、先ほど来た道を少し戻り、怪しい橋を渡り、………その先は車1台がようやく通れるぐらいの険しい道だったのですけど、渋滞の先にまでワープできることを信じてひたすら進んでいきました。 その結果……… 道の駅美並のそのまた先に出られたのですけど、ワープし過ぎました。 それでも勢いは復活したので、突っ走りますよ そして………
22:05
私たちは、美濃市内にある道の駅美濃にわか茶屋に到着。 ようやくこちらで箔と波に晩御飯を食べさせてあげることができました。そういう私も、実は肉が入った食べ物と温かい汁物が欲しくなってきました。ということで、近くのコンビニに入ったら、おっきなソーセージのホットドッグと野菜たっぷりのカップ味噌汁を調達することができました。 「嗚呼、心も体もあったまる~」この先から高速道路に入るので、気を抜かずに行きますよ
しかし、そのあたりから疲れと眠気に襲われたので、途中のパーキングエリアやコンビニの駐車場で10分~15分ほど仮眠を取ったりして、急がず焦らず帰りました。
そして予定より2時間あまり遅れて、午前1時15分ぐらいに自宅に到着。 7時間半もの長い旅路となりました。箔も波もお疲れ様でした。
その翌日に、越前大野から持ち帰った、今が旬のはちママさんのお店のいもきんつばを開封しました。
これを味わうのは、約2年ぶりとなります。 気になるそのお味は……… シンプルなのですけど、サツマイモの風味が最大限に引き出されていて、さっぱりとした甘さで美味しいです
………と、いろいろとありましたけど、今回の旅は1日の日程には入りきらないほどの内容となりました。事実、3日目にまでまたがっていますけど。それでも、はちママさん一家に暖かく迎え入れていただき、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。 次にそのはちっぽ地方を訪れるときには1泊2日ぐらいのゆったりとした日程で、丸岡城あたりまで足を伸ばしたいですね。いや、その前にまたゆめちゃんファミリーで集まりたいとも思うようになりました。
「晩御飯も大野市の8番らーめんにしてみては?」と思われた方は、こちらに投票してやってください。
いきなりですけど、今回はじんぱちママさんとの別れ際のシーンから入らせていただきます。 「明日は仕事なので、日付変更前には帰宅できるようにします」「お気を付けてお帰りください」これから私は、来るときに通ってきた国道の山道を引き返すことになっていました。 それに対して、はちママさんは「山道は暗くなるとまわりの景色が一変してわかりにくくなるので、注意が必要なのですよ」というアドバイスをくださいました。 そういえば、私は今まで福井県と岐阜県の境の油坂峠は、明るいときにしか通ったことがありませんでした。さらにはちママさんは「そのような山道を抜けて、(越前)大野城が見えてくると『帰ってきたんだな』という実感が沸く」とも仰っていました。
名残惜しいのですけど、そんなはちママさん、ハチ君、一歩ちゃん、越前大野城に見送られながら、私・箔・波の白黒茶々家の1人と2頭は大野市をあとにしました。 あとは山間部に続く一本道の国道をひたすら走っていくだけなのですけど、確か国道157号線でしたよね?気付いたら158号線のほうにいたので、危うく間違えるところでした。早いうちに軌道修正できてよかったです。
その国道は山道ということもあって、まわりに目印になるものはほとんどありませんでした。さらに陽が沈み、真っ暗になったのですけど、ここは迷わず先に進んでいくしかありません。 それにしても、行きに通った時よりはカーブが多くてなんとなく走りにくいような……… いや、暗くて視界が悪くなったので、これははちママさんが仰っていた「山道は暗くなるとまわりの景色が一変してわかりにくくなる」という部分でしょう。………にしては、行き交う車をほとんど見かけないような。 とにかく、もう少し頑張ってみよう。
そうしているうちに、工事中の箇所に入っていき、路面は未舗装の砂利道に変わりました。 来るときにこのような場所ってありましたっけ?いや、もしかしたら工事が始まったばかりなのかも知れません。私はまだ諦めませんでした。
とはいっても道はさらに険しくなっていき、気付いたら樹木が生い茂っていて、車1台が辛うじて通れるぐらいの細道になっていました。
「これは、明らかにおかしい!」
私はそこで立ち止まり、地図帳やスマホのカーナビ機能などを駆使して現在地を調べました。 そうしたら、とんでもない山奥にいることがわかりました。どうやら、本来なら国道158号線のほうに行かなければならないところを、157号線を突っ走ってしまったみたいです。 あのとき間違えたと思っていたほうが正しかったのですよね。その運命の分かれ道(?)から間違いに気付くまで、50分ぐらい要してしまいました。しかし、このまま進んでも深みにハマるだけなので、今来た道を戻るしかありません。
普段の私なら「迷って、こんなところまで来てしまいました 」と、今いる漆黒の闇の風景を撮ってから引き返すのですけど、さすがにそんな余裕はありませんでした。 なので、後に地図帳で検証し、たぶん右下の「冬季閉鎖」というところまで行ってしまったのだと推測しました。
そうとわかったら、とって返しますよ 帰りは迷うことなくひたすら山道を下っていったので、40分ほどで済んだと思います。 そして、大野市街の「白黒茶々過ちの道への入口」に差し掛かったところで………
山の上でライトアップされた越前大野城が見えてきました。 それを見て、私はまたしてもはちママさんの「『帰ってきたんだな』という実感が沸く」というセリフを実感しました。しかし、私の場合はこれで終わりではありません。今度は再びその越前大野城を背にして、国道158号線の山道をひた走っていき、静岡県の自宅まで帰らなければならないのですよ。 ここまで、1時間半のロスってところでしょうか?現在時刻は19時15分。ここが出発点です。
途中、道の駅九頭竜で小休止できたのは、20時近くになってからのことでした。その際に、ようやく箔と波を外に出してあげることができました。 その時点では私はまだ元気だったので、さらに先を急ぎました。
油坂峠を越え、白鳥のループ橋を下っていき、………帰りの道は順調で、私たちはそのまま郡上市に突入しました。 そうしたら、この先にある道の駅美並(※前夜に私たちが車中泊したトコ)でトイレ休憩をして、箔波ちゃに晩御飯をあげよう。
………と思っていたのですけど、その勢いは突然止められてしまいました。 渋滞です。それからしばらくして、反対車線を走っていった救急車数台がずっと先のほうで処置を始めたので、事故があったということがわかりました。 車のほうはなかなか動かないのですけど、この時間を利用して………
21:17
はちママさんからいただいた、栗赤飯をいただくことにしましょう 「道中はレストランはおろかコンビニもないので、途中でお腹が空いたら、召し上がってください」と気を遣ってくださったものが、このようなところで役に立ちました。「美味しい………」しかも、空腹なだけではなく心も折れかかっていたので、とても救われる思いでした。 さあ、食べ終わったので、もう動いてもいいですよ。事故処理が済んだら流れが回復すると思っていたのですけど……… 待てど暮らせどまったく動く気配はありませんでした。
渋滞にハマってから、30分ぐらい経ったでしょうか?またしてもスマホのカーナビ機能でその周辺の様子を検索したら、ちょっと戻ったところに川の対岸に渡れる橋があるのを見つけました。 こうなったら一か八か、その道を通ってみることにしましょう。
渋滞の列から外れ、先ほど来た道を少し戻り、怪しい橋を渡り、………その先は車1台がようやく通れるぐらいの険しい道だったのですけど、渋滞の先にまでワープできることを信じてひたすら進んでいきました。 その結果……… 道の駅美並のそのまた先に出られたのですけど、ワープし過ぎました。 それでも勢いは復活したので、突っ走りますよ そして………
22:05
私たちは、美濃市内にある道の駅美濃にわか茶屋に到着。 ようやくこちらで箔と波に晩御飯を食べさせてあげることができました。そういう私も、実は肉が入った食べ物と温かい汁物が欲しくなってきました。ということで、近くのコンビニに入ったら、おっきなソーセージのホットドッグと野菜たっぷりのカップ味噌汁を調達することができました。 「嗚呼、心も体もあったまる~」この先から高速道路に入るので、気を抜かずに行きますよ
しかし、そのあたりから疲れと眠気に襲われたので、途中のパーキングエリアやコンビニの駐車場で10分~15分ほど仮眠を取ったりして、急がず焦らず帰りました。
そして予定より2時間あまり遅れて、午前1時15分ぐらいに自宅に到着。 7時間半もの長い旅路となりました。箔も波もお疲れ様でした。
その翌日に、越前大野から持ち帰った、今が旬のはちママさんのお店のいもきんつばを開封しました。
これを味わうのは、約2年ぶりとなります。 気になるそのお味は……… シンプルなのですけど、サツマイモの風味が最大限に引き出されていて、さっぱりとした甘さで美味しいです
………と、いろいろとありましたけど、今回の旅は1日の日程には入りきらないほどの内容となりました。事実、3日目にまでまたがっていますけど。それでも、はちママさん一家に暖かく迎え入れていただき、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。 次にそのはちっぽ地方を訪れるときには1泊2日ぐらいのゆったりとした日程で、丸岡城あたりまで足を伸ばしたいですね。いや、その前にまたゆめちゃんファミリーで集まりたいとも思うようになりました。
「晩御飯も大野市の8番らーめんにしてみては?」と思われた方は、こちらに投票してやってください。
しろふわさん達と遊び、今回も盛りだくさんな旅でしたが運転も盛りだくさん(笑)で大変でしたね。途中帰って来られるのかハラハラしちゃいましたが無事で何より、お疲れ様でした。
暗闇の中光る越前大野城キレイです♪
そして栗のお赤飯初めて見ました。
栗たっぷりで美味しそうです(*^^*)
温見峠まで行っちゃったんですか!?
あの道は、ほぼ行き止まりなのですよ~~!!
無事に戻ってこられてよかったぁぁーー!!
その節はありがとうございました~~m(__)m
相変わらず、”8番らーめん””ラブリー牧場のジェラート”等々
地元民以上に網羅されてるので、感心しきりです~~
すごいすごい!!
パプニングは旅の醍醐味って事で(汗)、これに懲りずに
ぜひぜひ!また来てくださいね~~!
今回の旅は観光や触れ合いだけではなく、走行距離のほうも充実していました。そちらのほうは短くてもよかったのですけど。 そんな私に労いのお言葉をくださり、ありがとうございます。
迷った後に再び見た越前大野城は、灯台の明かりみたいに私を迎え入れてくれました。
栗がたくさん入った栗赤飯はとても美味しく、さらにごま塩を振りかけたら、二度楽しむことができました。
はい、あの後私たちはとんでもないところまで行ってしまいました。そのときの私に「早く気付きなさい 」と言ってやりたいです。
それでも、はちママさんがくださったアドバイスや栗赤飯に救われ、無事に帰ることができました。
みるく茶屋のジェラートは新発見でしたけど、8番らーめんは何度食べても美味しいです。 今度は味噌味を狙っています。
ただでは起きない私。ハプニングのことはネタにしてしまいました。こちらの日記にもお付き合いしてくださり、ありがとうございました。