こんばんは、白黒茶々です。
タイトルからして、平安京とか本能寺の変とか出てくると思われた方がいるかも知れませんけど、今回は京は京でも、白黒茶々家にいる茶トラ猫のお京ちゃん(メス)の話です。
7月の最終日となる31日に、彼女はウチの子記念日を迎えました。早いもので、あれから2年にもなります。 その特集記事を組むに当たって、彼女を保護&里親募集してくださったへげたれ妻さんにその時の様子をうかがったら、いろいろと教えてくださいました。そういうこともあって、今回は彼女の証言をもとにして、新事実なども明かしつつ、京が白黒茶々家の一員となるまでのいきさつを綴らせていただきます。 とはいっても、もし事実とズレているところがありましたら、へげたれ妻さんや関係者の方たちは遠慮なくおっしゃってくださいね。
話は今から約2年前の、平成23年6月にまでさかのぼります。ところは和歌山県に程近い、三重県の熊野地方。 緑豊かなその地の農家に嫁いだへげたれ妻さん(以後、へげ妻さん)はその月の18日に、自宅の離れ(物置)で仔猫らしきものが鳴いているのに気付きました。 その様子を見に行ったら、生後1ヶ月ぐらいの仔猫が2匹、寄り添っていました。どうやら、きょうだいみたいですね。しかし、そのまわりをを見回しても、親猫の姿が見えませんでした。
雨が降っていて寒いので、へげ妻さんは湯たんぽとダンボールを用意したのですけど、仔猫たちは大きな猫の姿を見ると、雨の中でも必死に付いていこうとしていました。
特に、まだ元気だった姉猫のほうは大きい猫に付いていこうとしたのですけど、払われて塀の上から落ちたりしてしまいました。「こりゃイカン 」そんな彼女に、へげ妻さんが手を出そうとしたら、警戒心が強くて屋根の上に逃げられてしまいました。それでも、そのあとあっさりと捕まえることができました。ひょっとして、なついたのでしょうか?さらに、もう1匹の弟猫のほうは、エサでおびき寄せて捕獲したそうです。
その弟君はあまり動かなかったのですけど、彼がニャーニャー鳴いて呼ぶと、姉猫は仕方ないな~という感じで戻ってきて、寄り添いました。 仲のいいきょうだいですね。今思うと、姉猫は1匹でドンドン行ってしまうような性格なので、彼がいたおかげで留まっていてくれたような気がします。
その翌日の19日は、朝になっても親猫は来ませんでした。2匹の仔猫はひたすら鳴き続けています。
そのまた翌日の20日に、へげ妻さんが様子を見にいったら、2匹の仔猫はダンボールの中でぐったりしていました。「こりゃイカン 」雨にうたれたからでしょうか?彼女は慌ててその2匹を動物病院に連れていくことにしました。 かなり衰弱していますけど、どうか助けてあげてください
と願いつつ、獣医さんに診てもらったら………
2匹はちょうど生後1ヶ月で、体重は400グラム。猫カゼをひいているのですけど、姉猫は軽症で、まだ自分でご飯を食べられる程度でした。しかし、弟猫のほうは口内炎ができているので、スポイトでミルクを流し込んでみることにしました。
そして、自宅までの帰り道。ダンボールの中の湯たんぽが効いたのでしょうか?2匹は劇的に回復しました。 そのうち、へげ妻さんが運転している車の中で、姉猫はダンボールを喰い破って脱出したではありませんか 「じぇじぇじぇ 」
※へげ妻さん、その頃はまだ「あまちゃん」は放送されていませんし、その感嘆文も流行語にはなっていませんでしたよ。(編集部注)
それよりも、さっきまで死にかけていたというのに……… すご過ぎです。
帰宅してからご飯をあげると、姉猫はきれいにお皿を舐めたあと、「ニャッ」と一声をあげました。「ごちそうさま」と言っているのでしょうか?お食事のあとは顔もきれいに舐めて、なんてお行儀のいい子なのでしょうか……… と、へげ妻さんは感動されました。
※ひょっとしたら、彼女のことだから「おかわり」と言っていたのかも知れませんよ~♪(白黒茶々注)
一方、弟猫のはうは……… ご飯に顔を突っ込んで、こぼしまくりでした。口内炎のほうは3日ぐらいで治ったのですけど、しょっちゅう彼は姉猫のご飯にも顔を突っ込んでくるので、姉猫はひいていました。
毎日のように見られるこの光景に、へげ妻さんは「おいおい………」と言いつつも、微笑ましく見守っていました。 また、ご飯の他にも目薬や耳掃除も毎日3度やって、母屋に戻ってからは、先住している老猫のアサ君やオットーさん(旦那さん)の機嫌も取るという日が続きました。そんなへげ妻さんには、私は頭の下がる思いです。 本当によく頑張られました。その後、彼女は「名前がないのもナンだから」ということで、姉猫には「ネイちゃん」、弟猫には「ルー君」という名前をつけられました。生命の危機を脱したネイちゃんとルー君が、その後どのようなニャン生を歩んでいくのか?話は次回に続きます。
すでに京らしさが出ているな~と思われた方は、こちらに投票してやってください。
タイトルからして、平安京とか本能寺の変とか出てくると思われた方がいるかも知れませんけど、今回は京は京でも、白黒茶々家にいる茶トラ猫のお京ちゃん(メス)の話です。
7月の最終日となる31日に、彼女はウチの子記念日を迎えました。早いもので、あれから2年にもなります。 その特集記事を組むに当たって、彼女を保護&里親募集してくださったへげたれ妻さんにその時の様子をうかがったら、いろいろと教えてくださいました。そういうこともあって、今回は彼女の証言をもとにして、新事実なども明かしつつ、京が白黒茶々家の一員となるまでのいきさつを綴らせていただきます。 とはいっても、もし事実とズレているところがありましたら、へげたれ妻さんや関係者の方たちは遠慮なくおっしゃってくださいね。
話は今から約2年前の、平成23年6月にまでさかのぼります。ところは和歌山県に程近い、三重県の熊野地方。 緑豊かなその地の農家に嫁いだへげたれ妻さん(以後、へげ妻さん)はその月の18日に、自宅の離れ(物置)で仔猫らしきものが鳴いているのに気付きました。 その様子を見に行ったら、生後1ヶ月ぐらいの仔猫が2匹、寄り添っていました。どうやら、きょうだいみたいですね。しかし、そのまわりをを見回しても、親猫の姿が見えませんでした。
雨が降っていて寒いので、へげ妻さんは湯たんぽとダンボールを用意したのですけど、仔猫たちは大きな猫の姿を見ると、雨の中でも必死に付いていこうとしていました。
特に、まだ元気だった姉猫のほうは大きい猫に付いていこうとしたのですけど、払われて塀の上から落ちたりしてしまいました。「こりゃイカン 」そんな彼女に、へげ妻さんが手を出そうとしたら、警戒心が強くて屋根の上に逃げられてしまいました。それでも、そのあとあっさりと捕まえることができました。ひょっとして、なついたのでしょうか?さらに、もう1匹の弟猫のほうは、エサでおびき寄せて捕獲したそうです。
その弟君はあまり動かなかったのですけど、彼がニャーニャー鳴いて呼ぶと、姉猫は仕方ないな~という感じで戻ってきて、寄り添いました。 仲のいいきょうだいですね。今思うと、姉猫は1匹でドンドン行ってしまうような性格なので、彼がいたおかげで留まっていてくれたような気がします。
その翌日の19日は、朝になっても親猫は来ませんでした。2匹の仔猫はひたすら鳴き続けています。
そのまた翌日の20日に、へげ妻さんが様子を見にいったら、2匹の仔猫はダンボールの中でぐったりしていました。「こりゃイカン 」雨にうたれたからでしょうか?彼女は慌ててその2匹を動物病院に連れていくことにしました。 かなり衰弱していますけど、どうか助けてあげてください
と願いつつ、獣医さんに診てもらったら………
2匹はちょうど生後1ヶ月で、体重は400グラム。猫カゼをひいているのですけど、姉猫は軽症で、まだ自分でご飯を食べられる程度でした。しかし、弟猫のほうは口内炎ができているので、スポイトでミルクを流し込んでみることにしました。
そして、自宅までの帰り道。ダンボールの中の湯たんぽが効いたのでしょうか?2匹は劇的に回復しました。 そのうち、へげ妻さんが運転している車の中で、姉猫はダンボールを喰い破って脱出したではありませんか 「じぇじぇじぇ 」
※へげ妻さん、その頃はまだ「あまちゃん」は放送されていませんし、その感嘆文も流行語にはなっていませんでしたよ。(編集部注)
それよりも、さっきまで死にかけていたというのに……… すご過ぎです。
帰宅してからご飯をあげると、姉猫はきれいにお皿を舐めたあと、「ニャッ」と一声をあげました。「ごちそうさま」と言っているのでしょうか?お食事のあとは顔もきれいに舐めて、なんてお行儀のいい子なのでしょうか……… と、へげ妻さんは感動されました。
※ひょっとしたら、彼女のことだから「おかわり」と言っていたのかも知れませんよ~♪(白黒茶々注)
一方、弟猫のはうは……… ご飯に顔を突っ込んで、こぼしまくりでした。口内炎のほうは3日ぐらいで治ったのですけど、しょっちゅう彼は姉猫のご飯にも顔を突っ込んでくるので、姉猫はひいていました。
毎日のように見られるこの光景に、へげ妻さんは「おいおい………」と言いつつも、微笑ましく見守っていました。 また、ご飯の他にも目薬や耳掃除も毎日3度やって、母屋に戻ってからは、先住している老猫のアサ君やオットーさん(旦那さん)の機嫌も取るという日が続きました。そんなへげ妻さんには、私は頭の下がる思いです。 本当によく頑張られました。その後、彼女は「名前がないのもナンだから」ということで、姉猫には「ネイちゃん」、弟猫には「ルー君」という名前をつけられました。生命の危機を脱したネイちゃんとルー君が、その後どのようなニャン生を歩んでいくのか?話は次回に続きます。
すでに京らしさが出ているな~と思われた方は、こちらに投票してやってください。
弟ニャンくんと一緒に、へげ妻さんに助けてもらえて良かったですね~
うちのノラニャンさん達はほとんどみんな母猫さんがある程度育ててから、我が家の庭に連れてきて… あれ~!
置いてかないでよ~
… この子たちより長生きしなくちゃ!
京ちゃん、やさしいパパ、ママ、兄ちゃんの家族になれて良かったね。
けいママさんのところでは、そこそこ成長させてから安心できるところに今後の世話を託して……… って、あんまり頼りすぎてはいけませんよ。 ひょっとしたら、けいママさん家のほとんどの子が、そのようにしてやって来たのでしょうか?
次の日記では、ルー君以外の京のきょうだい猫も出てきます。
先日から、茶トラの子猫の写真を拝見して、またまた新しい家族がやってきたのかと、心配していたら・・・京ちゃんだったんですね^^;
私は、この季節いつも子猫と出会ってしまい、今までに10匹ほど里子に出した経験があるので、夏になると、いつもドキドキしています。
でも、記事を読んで、この写真が京ちゃんと弟君だとわかり、ほっとしました。この子たちは、優しい方に見つけてもらって、本当に運のいい子たちですよね。
苦労した分、幸せになって欲しいものです。
京ちゃんには、さらに兄弟がいたんですか?
とっても気になります・・・・
まあ、私の苦労なんかより、その後の白黒茶々家の方がよっぽど・・・(笑)って思います。
最近は京ちゃんに似たスレンダーな茶トラ(オスですけど)が、よく遊びにきますよ。窓越しにるーちゃんと顔をつきあわせているのを見ると懐かしいです。
しかし、チャン一族・・・どんだけいるんだろ?
猛暑が続いてますね!お体ご自愛くださいね。
京ちゃんたちきょうだいは
たったの1ヶ月でお母さんネコちゃんに育児放棄されてしまったんですね・・・
でも優しいへげ妻さんに助けてもらい
そして白黒茶々さんの家族となり
幸せになることができて本当によかったです
わんこやにゃんこの幸せは出会う人間によって左右されてしまうので
出来る限り大切に大切にして
幸せにしてあげたいといつも思ってます
ななモモから幸せをもらってるのは私の方なんですけどね♪
mixiのほうは編集の都合で、日記に使う写真のほうが先に公開されるのですよ。そこに写っていた仔猫は、実は京だったのですよ。
本当にこの時季は、行くあてのない仔猫を見かけます。 そのようの子たちに救いの手を差し伸べてこられたなんて、ロータスさんはとても優しいです。 また、こちらのほうはへげ妻さんのご尽力によって、京をウチの子にすることができました。
そんな京にとって白黒茶々家は、心を落ち着かせられる場所となったでしょうか? その京には、ルー君以外にもきょうだいがいたのですよ。どんな子か気になるようでしたら、次の日記のほうもご覧くださいませ~
拾われたときの心理描写など、へげ妻さんになりきったつもりで綴ってみたのですけど、いかがでしょうか?ウチのほうは、京が家出したときに心配したぐらいで、あとは彼女のおかげで楽しい毎日を過ごしています。 なので、ここまで導いてくださったへげ妻さんには感謝しています。
しかし、現在もチャン一族は増殖しているみたいですね。 チャン・ジロー君にはもうちょっとおとなしくしていてもらいたいのですけど、世に送り出されてきた京のきょうだい猫たちが、幸せになることを願っています。
暑い日が続いていますけど、へげ妻さんもお体をお大切に~
生後1ヶ月というと、まだ1匹では生きていけない大きさなのですけど、そんな子を育児放棄するなんて、困った親猫ですね。 それでも、優しいへげ妻さんに拾われ、ウチの子として迎え入れることができて、本当によかったです。
spitz2さんの仰るとおりで、ワンコやニャンコの運命は、出逢った人によって大きく変わっていきます。はたして、京にとってはウチでよかったのでしょうか?もちろん、私のほうは彼女が来てくれて万々歳ですよ。
spitz2さんはこれからも、ななちゃんやモモちゃんと幸せで充実した日々をお過ごしくださいませ~