こんばんは、白黒茶々です。
3月下旬のある休日に、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、城下町の遠州横須賀(現在の静岡県掛川市)を訪れました。 今回は、私たちがそちらで見かけた情緒あるものの数々をお伝えします。
最初の目的地は、清水邸庭園です。清水家は横須賀藩で廻船問屋を営んでいた豪商で、現在その邸宅に広がる回遊式庭園が無料で公開されています。 今まで私はそちらには入ったことがなかったので、楽しみです。では、いざ邸宅内へ。
そこには、池を中心とした庭が広がっていました。 また、建物内では有料でお抹茶をいただくことができるそうです。また、町側に面している主屋は、明治に入ってから郵便局として使われていたそうです。
そこから私たちは、城下町の面影が色濃く残る街並みを歩きました。向こうに見える大きな旅館は、現在でも営業しているみたいですね。
また、こちらでは毎年10月の第4金・土・日曜日(今年は26~28日)に、ちっちゃな文化展が開催されています。それは、古きよき街並みをそっくりそのまま美術館にしてしまおうというイベントなのです。
こちらのモダンな建物は、かつて歯科医だったところです。ところで、この中に箔がいるのはお分かりでしょうか?
ちょっと街中から脱線して、私たちは地元の小学校を見させてもらいました。私は、その学校にはちょっと変わったものがあるというウワサを聞いていたので、今回はそいつを確かめてみたかったのです。 そうしたら、校門を入ってすぐのところにそいつはありましたよ 果たして、その正体は………
二宮尊徳(金次郎)のブロンズ像です。白すぴ小学校のものも含めて、薪を背負って読書をする姿が定番なのですけど、こちらの尊徳さんはわらじを手にしていますね。 彼は自分で編んだわらじを街で売り、そこで得たお金を、生活に困っている人たちに分け与えたそうです。
昨今はそのような尊徳像が学校から消えつつあるみたいですけど、今だからこそ彼が説く報徳の教えは必要だと思います。
ちなみにこちらの尊徳像は、戦後も戦後、昭和50年代に設置されたそうです。
そして私たちは、城下町の東側にある三熊野神社に行き着きました。 こちらの神社は、子授けの神として古くから崇敬されてきたそうです。あと、災難除、安産、縁結びなどの御利益も。また、こちらは毎年4月に三熊野神社大祭がおこなわれることでも知られています。
街中では、若い衆がその祭りの準備をしていました。4月上旬のお祭りの期間中(今年は4月6~8日だったのですけど、すでに終了してしまいました、スミマセン )は、江戸天下祭の流れをくむ13台の祢里(山車)が、三社祭囃子の名調子にのって、城下の街並みを練り歩きます。
たつぴに三熊野神社の話をしたら「えっ 肉まんの神社」と勘違いし、一人で勝手に盛り上がっていました。いくら私が「だから~、『みくまのじんじゃ』だって」と説明しても、聞こうとしません。 あとになって「あの神社、肉まんなんてなかったじゃん 」とか言って怒っていましたし。「そんなもん、よこすかっ 」
最後に私たちは、城下町の西の端にある横須賀城に立ち寄りました。 こちらのお城は、天正6年(1578年)に徳川家康が高天神城を攻略するために大須賀康高に命じて築かせたもので、その後も改築の手を加えられたしたりして明治まで存続しました。
玉石を積んだ石垣は全国的にも珍しいのですけど、明治以降に見附学校などに転用されたりして、城跡はハゲ山の状態に。 さらに宅地化の波が押し寄せてきたもんですから、これはもう放ってはおけません 地域の住民が運動を起こし、横須賀城は国の史跡に指定され、やがて今日見るような姿に整備されていったのです。
またこのお城には、かつては四層の天守があったそうです。その天守台跡に上ると………
横須賀の街並みや、遠くに遠州灘を臨むことができます。 実はその海岸線は、お城のすぐそばまであったのですよ。ところが、18世紀に起こった大地震で地面が隆起し、現在のような地形になったそうです。
横須賀城は、梅の名所としても知られています。お城の北側には80本ほどの梅が植えられた梅園があるのですけど、私たちが行った頃には花の時季が終わっていて、わずかにしか残っていませんでした。
遠州横須賀は季節を問わなくても、見どころがたくさんあります。それに加えて、地元で醸造された醤油や麩菓子なども手に入れておきたいです。さらに、郊外にある「サンサンファーム」では、地元で採れた特産品などが直売されていますし。あと、この時季はイチゴ狩りもできますね。
気になる方は、ぜひ遠州横須賀にお越しくださいませ~
麩菓子やイチゴに目がない方は、こちらに投票してやってください。
3月下旬のある休日に、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、城下町の遠州横須賀(現在の静岡県掛川市)を訪れました。 今回は、私たちがそちらで見かけた情緒あるものの数々をお伝えします。
最初の目的地は、清水邸庭園です。清水家は横須賀藩で廻船問屋を営んでいた豪商で、現在その邸宅に広がる回遊式庭園が無料で公開されています。 今まで私はそちらには入ったことがなかったので、楽しみです。では、いざ邸宅内へ。
そこには、池を中心とした庭が広がっていました。 また、建物内では有料でお抹茶をいただくことができるそうです。また、町側に面している主屋は、明治に入ってから郵便局として使われていたそうです。
そこから私たちは、城下町の面影が色濃く残る街並みを歩きました。向こうに見える大きな旅館は、現在でも営業しているみたいですね。
また、こちらでは毎年10月の第4金・土・日曜日(今年は26~28日)に、ちっちゃな文化展が開催されています。それは、古きよき街並みをそっくりそのまま美術館にしてしまおうというイベントなのです。
こちらのモダンな建物は、かつて歯科医だったところです。ところで、この中に箔がいるのはお分かりでしょうか?
ちょっと街中から脱線して、私たちは地元の小学校を見させてもらいました。私は、その学校にはちょっと変わったものがあるというウワサを聞いていたので、今回はそいつを確かめてみたかったのです。 そうしたら、校門を入ってすぐのところにそいつはありましたよ 果たして、その正体は………
二宮尊徳(金次郎)のブロンズ像です。白すぴ小学校のものも含めて、薪を背負って読書をする姿が定番なのですけど、こちらの尊徳さんはわらじを手にしていますね。 彼は自分で編んだわらじを街で売り、そこで得たお金を、生活に困っている人たちに分け与えたそうです。
昨今はそのような尊徳像が学校から消えつつあるみたいですけど、今だからこそ彼が説く報徳の教えは必要だと思います。
ちなみにこちらの尊徳像は、戦後も戦後、昭和50年代に設置されたそうです。
そして私たちは、城下町の東側にある三熊野神社に行き着きました。 こちらの神社は、子授けの神として古くから崇敬されてきたそうです。あと、災難除、安産、縁結びなどの御利益も。また、こちらは毎年4月に三熊野神社大祭がおこなわれることでも知られています。
街中では、若い衆がその祭りの準備をしていました。4月上旬のお祭りの期間中(今年は4月6~8日だったのですけど、すでに終了してしまいました、スミマセン )は、江戸天下祭の流れをくむ13台の祢里(山車)が、三社祭囃子の名調子にのって、城下の街並みを練り歩きます。
たつぴに三熊野神社の話をしたら「えっ 肉まんの神社」と勘違いし、一人で勝手に盛り上がっていました。いくら私が「だから~、『みくまのじんじゃ』だって」と説明しても、聞こうとしません。 あとになって「あの神社、肉まんなんてなかったじゃん 」とか言って怒っていましたし。「そんなもん、よこすかっ 」
最後に私たちは、城下町の西の端にある横須賀城に立ち寄りました。 こちらのお城は、天正6年(1578年)に徳川家康が高天神城を攻略するために大須賀康高に命じて築かせたもので、その後も改築の手を加えられたしたりして明治まで存続しました。
玉石を積んだ石垣は全国的にも珍しいのですけど、明治以降に見附学校などに転用されたりして、城跡はハゲ山の状態に。 さらに宅地化の波が押し寄せてきたもんですから、これはもう放ってはおけません 地域の住民が運動を起こし、横須賀城は国の史跡に指定され、やがて今日見るような姿に整備されていったのです。
またこのお城には、かつては四層の天守があったそうです。その天守台跡に上ると………
横須賀の街並みや、遠くに遠州灘を臨むことができます。 実はその海岸線は、お城のすぐそばまであったのですよ。ところが、18世紀に起こった大地震で地面が隆起し、現在のような地形になったそうです。
横須賀城は、梅の名所としても知られています。お城の北側には80本ほどの梅が植えられた梅園があるのですけど、私たちが行った頃には花の時季が終わっていて、わずかにしか残っていませんでした。
遠州横須賀は季節を問わなくても、見どころがたくさんあります。それに加えて、地元で醸造された醤油や麩菓子なども手に入れておきたいです。さらに、郊外にある「サンサンファーム」では、地元で採れた特産品などが直売されていますし。あと、この時季はイチゴ狩りもできますね。
気になる方は、ぜひ遠州横須賀にお越しくださいませ~
麩菓子やイチゴに目がない方は、こちらに投票してやってください。
2倍速更新、楽しみにしてますね~
PC冬眠中もいろいろなところに行かれたようですね!
横須賀、とは最初神奈川の横須賀かと思いました~
同じような地名があるのですね
わらじを手にしてる金ちゃん、丁度いい具合に箔くんのリードが持てますね(笑)
以前の竹千代くんといい、なかなかよいと思いまーす!
「肉まんなんてなかったじゃん!」といってるたつぴくん、
一度会っただけに、言ってる様が目に浮かびます♪
先代のパソコンから五年半後に出た現在のパソコンは操作方法のほうも変わっていて、勝手が違って戸惑う部分もあるのですけど、なんとかモノして今後も更新を続けていく所存にございます。
しかし、お休みしている間は何もしなかったというワケではありません。実は、復活する時に備えてネタ集めをしていたのですよ。
その第2弾のネタは、地元遠州横須賀のレポートです。ちなみにこちらには、横須賀高校というのもあります。
また、金次郎さんもいい具合で、私の格好の餌食、いや、撮影ポイントにさせていただきました。
箔日記上のたつぴにも、「らしさ」は出ているでしょうか?おかげでこの日の訪問も、浅草お散歩オフも珍道中になってしまいました。