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ウマ娘が映画に!劇場版「ウマ娘プリティーダービー新時代の扉」

2024-06-08 03:56:01 | 映画情報

こんばんは、白黒茶々です。

突然ですけど、皆さまはウマ娘のことはご存知でしょうか? ざっくりいうと、馬の耳と尻尾を生やし、強靭な心肺と脚力を持った女の子のウマ娘が、切磋琢磨してレースに挑む話です。 そのウマ娘は競馬界で活躍した名馬の名前と魂を受け継いでいて、その馬の生い立ちやエピソードも反映されているのですよ そういう私は競馬には疎く、名馬の名前は「ウマ娘プリティーダービー(以降は『ウマ娘』と略させていただきます)で覚えました。
「ウマ娘」はゲーム化やアニメ化され、アニメのほうは現在はSEASON3まで作られています。 しかし、私のいる地域では放送されなかったので、TVerのほうで観ました。 その「ウマ娘」がこの度映画化されることになったのですよ

そのタイトルはズバリ、「ウマ娘プリティーダービー新時代の扉」 この物語の主人公はジャングルポケット(CV.藤本侑里)。 2000年にデビューし、翌年の東京優駿(日本ダービー)ジャパンカップを制した名馬……… をモチーフにしたウマ娘です。 今まで放送されてきた「ウマ娘」はパターン化されていて、あるウマ娘に憧れた主人公がその世界に入り、トレセン学園という養成機関で腕(脚?)を磨き、レースに挑みます。 デビューから華々しく成長していき、頂点に立ったりもするのですけど、強敵に打ち負かされたり、ケガで競走馬生命を脅かされたりして、挫折を味わったりもするのですけど、やがて立ち直る。 ………といった感じです。

前情報によると、ウマ娘のほうのジャングルポケットは見た目からして邪悪……… いや、野心に満ちていて、エネルギッシュで野性的です。 しかも、彼女の一人称は「オレ」ですし。 彼女に、スペシャルウィークトウカイテイオーキタサンブラックのような可愛らしさを求めてはいけないのかも。 それでも、アニメ版にはなかったキャラクターで、彼女が競馬界でどのような立ち回りをするのか気になります。

………ということで、隣町ですけど県境を越えた豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18にやって来ましたよ 私にとっては今年2回目の映画となります。 それでも、上映が始まるまでまだ時間があるので………

近くの松屋さんで腹ごしらえをしていきましょう こちらのお店は牛丼で有名ですけど………

定食も種類が充実していて美味しいのですよ さらに、御飯の大盛りや特盛りも無料ときたもんだ ちなみに今回私は、期間限定のごろごろチキンの和風タルタル定食(830円)にしました 内容は商品名のまんまですけど、炙り焼きのチキンにタルタルソースと甘酢あんをぐちゃぐちゃに混ぜてから、御飯と一緒にお召し上がりくださいませ お腹も心も満たされた私は、映画「ウマ娘」が上映されるスクリーンに入っていきました。 今回は平日の夜でしたけど、映画館の割引デーでもありました。 それでも、300席以上のスクリーンに、10人ちょっとの入りってトコでした。 席に就いて落ち着いたことですし、ここでこれから公開される映画をいつものごとく予告編のようにして紹介いたします。

まずは「きみの色」です。 これは、平成28年(2016年)に公開され、大ヒットした「聲(こえ)の形」を手がけた山田尚子監督の最新のオリジナル長編作品であります

長崎市内のミッションスクールに通うトツ子は、人の感情が「色」として見えていました。 彼女は友人や家族の色を暗くしないために気を遣い、その場を取り繕うような嘘をついてしまいます。 そんなある日、トツ子は街の古書店で出会った美しい色を放つ少女きみと、音楽好きの少年ルイと3人でバンドを組むことに。 それぞれ悩みを抱える3人は音楽によって心を通わせていき、いつしか友情とほのかな恋のような感情が芽生え始める………
この作品に出てくる風景などは綺麗なのですけど、登場人物の絵のタッチは独特です。 そんな「きみの色」を彩る主題歌は、Mr.Childrenが務めています。 ちなみにこちらの作品は、8月30日から公開されます。

次も高校生がバンドを組む話で、そのタイトルはズバリ「ぼっち・ざ・ろっく!」Re: 極度の人見知りで陰キャな後藤ひとりは、ギターを愛する孤独な少女。 家で1人寂しく弾く毎日でしたけど、ひょんなことから伊地知虹夏が率いる「結束バンド」というバンドに加入することに。 人前での演奏に不慣れな後藤こと「ぼっちちゃん」は、立派なバンドマンになれるのでしょうか

この日のユナイテッドシネマには、ぼっちちゃんのパネルが立てられていました。 彼女のことが気になった私は1枚写していき、後で調べて「ぼっち・ざ・ろっく 」のことを知りました。 陰キャで人付き合いがニガテな人物が成長していき、日の光が当たる世界に入っていくストーリーには、グッときますね。 その作品のことを知れば知るほど引き込まれていきますし。 さらに、前編の「Re:」を観たら、後編の「Re:Re:」もハズせなくなることは目に見えています。 「ぼっち・ざ・ろっく!」のRe:は、6月7日から上映が始まります。

やがて、映画館ではお約束となっている「ノーモア映画泥棒」の映像が流されました。 スーツ姿のビデオカメラ男がアクロバッティングな逃走劇の末に捕獲されるストーリーは、かなり長いこと使われています。 そろそろ一新して、切り立った岩山を登って逃げた末に山頂で捕獲 みたいな展開にしてもらいたいです。 とかなんとかいっているうちにスクリーンがさらに暗くなって、いよいよ劇場版「ウマ娘プリティーダービー新時代の扉」の扉が開かれました

自由気ままなフリースタイルレースで、最強を目指して走り続けていたウマ娘の少女・ポッケことジャングルポケット 気まぐれで観戦していたトゥインクルシリーズのレースで、フジキセキの走りに衝撃を受けたポッケは、そのシリーズに挑む決意をします。 ウマ娘が集うトレセン学園に入ったポッケは、フジキセキを育てたタナベトレーナーのもと、一生に一度しか挑戦を許されないクラシック三冠レースに挑みます。 そこで待ち受けていたのは、アグネスタキオンマンハッタンカフェダンツフレーム、………といったポッケを凌ぐ実力を持つ同世代のライバルたちでした。 自らの誇りと意地と魂をかけて走るウマ娘たち。 熱く激しいその戦いが、新たな時代の扉を開く………

そうしたら、次に主な登場人物……… いや、登場馬物を紹介します。 主人公のジャングルポケットのことは先に触れたので、トレーナーからいきます。 アニメ版では、3期に渡ってこのトレーナー(CV:沖野晃司)でした。 左右非対称の髪型に、常に棒つきのアメを咥えるというスタイルで、私は今回も彼が出てくると思っていたのですけど………

映画版のほうは年配のベテラントレーナーのタナベ氏でした。しかも、彼の声は「一休さん」は桔梗屋「名探偵コナン」では阿笠博士を務め、「ポツンと一軒家」のナレーターもやっている緒方賢一さんなのですよ そんなタナベトレーナーは、調子に乗りやすいポッケには説教臭い面もあるのですけど、彼女の可能性を信じて熱心に指導に当たりました。

アグネスタキオン(CV.上坂すみれ)は、天才的な頭脳を持ち、目的のためなら手段を選ばないマッドサイエンティストでもあります。 レースを実験場、他のウマ娘たちを実験対象として捉え「君たちはどう生きるか」じゃなくて、「君たちは最高のモルモットだよ 」と言うまでに。

マンハッタンカフェ(CV.小倉唯)は、漆黒の髪が美しいダークでミステリアスな雰囲気のウマ娘です。 自分の世界に閉じこもりがちで、まわりには見えない“お友達”と過ごすことも。 それに加えて、名前のごとくブラックコーヒーばかり飲んでいます。 私もブラックコーヒーはよく飲むのですけど、途中で砂糖とミルクを混ぜて“味変”するのが好きです。
※茶々さんの作法のことは聞いていません。(編集部注)

フジキセキ(CV.松井恵理子)は、責任感があり面倒見もよくて、誰からも慕われるウマ娘です。 ポッケの才能とやる気に期待していて、ウマ娘として未熟な彼女を親身になって励まし、支えました。 そんな彼女のことを、ポッケは親しみをこめて「フジさん」と呼んでいます。

この作品の魅せ場は大画面で観るレースのシーンで、そこからは臨場感や迫力が伝わってきます。 しかし、疾走感を表そうとしたからなのか、作画が乱れることが多々ありました。

それと、私はアニメ版のほうの登場人物や登場馬物が出てくることも期待していたのですけど、ほとんどが映画版だけのキャラクターでした。 実況のお姉さんも違っていましたし。 その代わり、ゲスト&解説は大久保洋吉さんジャングルポケット斉藤慎二さん、元プロ野球選手の山本昌広さんといった競馬に精通している実在する人物が出演していました。

あと競馬はシステム上、フライングは絶対起こらないのですよね。 走りながらスタート地点を通過するボートレースではフライングは日常茶飯事で、やってしまった場合は罰金や出場停止などのペナルティーが課せられます。 さらに言っておくと、ウマ娘は自らの意思で走るので、騎手は乗りません。 そんなウマ娘がレースに勝つと、ウイニングランの代わりにウイニングライブをします。はい、ステージで歌います。
映画のほうの「ウマ娘」は定番のストーリーの上でオリジナルのキャラクターが躍動するので、「ウマ娘」シリーズの予備知識がない「ウマ娘」初心者の方でも飛び込むことができると思います。 そういう私も、「鬼滅の刃」は映画の「無限列車編」から入りましたし。 劇場版「ウマ娘プリティーダービー新時代の扉」は現在、全国の映画館で公開されています。 気になられた方がいましたら、出走表(上映スケジュール)を手にしつつ、馬券(映画のチケット)をお買い求めくださいませ。


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