波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

行き着いたところは旧本坂トンネル

2024-06-05 03:39:33 | 廃校・廃墟

こんばんは、白黒茶々です。

GWを過ぎた新緑の初夏の時季に、私はを巻き込んで……… いや、伴って、ワンコと一緒におこなうキャンプこと犬キャン△を計画していました。 というよりは、すでにキャンプ場に予約を入れて楽しみに待っていました。 なのに、その直前になって全国に雨の予報が出されました。 せっかくの犬キャン△が雨だったら、野外での活動ができないうえに設営や撤収がやりづらくなってしまいます。 私はやむなくその翌週となる5月19日の日曜日に予定を変更 そのあたりなら雨の心配をすることなく、犬キャン△ができそうです。
ところが、またしても気象庁は私にとっては貴重な犬キャン△の休日に、雨を降らせようとしてきたのです そのまた翌週には他の予定があるので、5月の犬キャン△は絶望的です。 ………気象庁の○○ヤロウ
※気象庁は天気を操る機関ではなく、あくまでも予報を出すところなので、逆恨みするのはおやめなさい。(編集部突っ込み)

それでも19日は雨が降るのは午後から(の予報)なので、その前までならお出かけできるのでは 私は急遽掛川城やその近辺の隠れた名所に行く計画を立てて、その当日は朝早くから準備を始めました。 ところが、いざ出発しようとしたところで雨が降ってきてしまったのです。 私だけではなく、波と狛も出かける気マンマンだったのに………
それならば、以前にも何回か訪れたことがある全天候型の施設に行くことにしましょう 短絡的ですけど、私の頭には静岡県と愛知県の境にあるあの施設が思い浮かびました。 その流れで、その周辺の地図情報(Google Earth)を見ていたら………

モーニングもやっている民家カフェがありましたよ 今まで気付かなかったというよりは、最近できたばかりみたいです。 そちら方面には、映画「みんな!エスパーだよ!」のロケ地にもなった喫茶パトリアさんがあって、私も1回行ってすっかり気に入っていたのですけど、その後閉業してしまいました。 この日は家で朝ご飯を済ませていたのですけど、禁断の2回目の朝ご飯に手を出しても構いません。 ………というよりは、私の消化器官はもう受け入れる体制になっています。

………という勢いで、やって来ましたよ リーフ・たいむさん 民家の納屋を改装したみたいで、看板はないのですけど知る人ぞ知る隠れ家的なカフェであります。 それにしても静かで、車は1台もありませんね。 お客は私1人だけでしょうか?

そ、そんな……… 朝ご飯を食いっぱぐれたというワケではないのですけど、この日の過ごし方といい、右往左往してしまいました。 こうなったら気持ちを切り換えて、本来の目的地に向かうことにしましょう

私たちはリーフ・たいむさんから出ていったので、その施設には愛知県側から入っていくことになりました。 そこに至る道の入口には、心霊スポットとも云われている浅間神社に続く石段がありました。 そこから先は、昔の山道を上っていくのですけど………

幅が狭いうえに曲がりくねっていて、私はこれまでに何回か通ったことがあるのに、慣れることができません。

「落石注意」と言ってる傍から大きな石が転がっていますし。 恐い恐い……… どうか対向車が来ませんように~ なんて言っていたら、本当に来てしまいました。 その際には、私のほうの後ろ側にいくらかのスペースがあったので、下がって道を譲りました。 さらにこの険道を進んでいったら………

ようやく今回の目的地となる旧本坂トンネルに行き着きましたよ はい、今回私たちが目指していたのは、この穴にございます。

こちらは、愛知県側となります。 ここからは車を降りて歩いていきますよ

これからトンネル内に入るのですけど、この頃には小雨になっていました。 波と狛も頑張って付いてきてください。

入口の上部には、「道隧坂本」という古そうな名前が刻まれていました。 このトンネルは大正4年(1915年)に造られました。 昭和53年(1978年)に本坂トンネルが開通するまで、愛知県と静岡県を結ぶ貴重な通り道となっていました。 しかし、主導権を新しい道に持っていかれてからは通行量が激減し、やがて心霊スポットとして注目されるようになりました。

愛知県側は鉄板で補強されているのですけど、落書きが多いですね。 消しても消しても書かれるみたいで、訪れる度に内容が変わっているような気がします。 何ですか「うに」って?

 

わっ、狢(むじな) 波にしてみれば、慎重に歩いているところをいきなり撮られて、この言われようはないのでは ………というような顔をしているようにも。

トンネルの中には照明のようなものはなく、真っ暗なうえにどの時季に訪れてもヒヤっとした風が吹き込んできます。 そんな旧本坂トンネルの真ん中あたりには………

県境を示す「懸界」の表示があるのですよ。 スマホのモバイルライトでは光量が少なくて写せないので、デジタルカメラを使いました。 しかし、白い犬を被写体として入れると、どうしてもボケてしまいます。 いや、私が望んでいないものがハッキリと写ったらイヤなので、かえってよかったのかも。

静岡県側はレンガ張りの壁が出ているところが多いです。 そこへの落書きも多いのですけど。 そうしているうちに、トンネルの反対側に出ました。 そこで私たちが目にしたものは………

そこからが静岡県の浜松市であるということを示す標識でした。 前回「北区」だったところは「浜名区」となっていますね。 そうしたら、旧本坂トンネルを潜り抜けてきたことを記念して………

静岡県側の出入口をバックにして、写真を撮っておきましょう 旅番組や登山番組は、目的地にたどり着いたところで終わるのですけど、私たちはトンネルの向こう側に車を置いてきたので、また潜って戻っていかなければなりません。 さらに車に乗り込んだら、またトンネルを通ることに。

静岡県側を下っていく道も、険しくて恐い恐い 対向車のことを意識すると呼んでしまうので、走ることだけに集中することにします。

そして、ようやく国道362号線との合流点に行き着くことができました。 旧本坂トンネルの中で波の足取りが重くなったりしたのですけど、無事に戻ってくることができました。 霊のお持ち帰りもないみたいですし。 たぶん、きっと。 これから梅雨入りしたら休日が雨になることが多くなりそうですけど、そのような場合でも波狛と有意義に過ごす方法を考えていきたいです。



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