波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

塩郷の吊り橋、再び

2017-07-29 01:14:58 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
前回の日記の中でちょろっと触れた通り、今回私はと一緒に大井川に架かる塩郷の吊り橋を渡ろうと思います。 その吊り橋は、私がきかんしゃトーマス号を目の前にしながら取り乱した大井川鐵道の塩郷駅のすぐ近くにあります。3年前にこちらを訪れた際にも、私たちはその吊り橋を渡ったのですけど、波は大人になった今でも平気なのでしょうか?また、箔もいつの間にかニガテになっているということはないでしょうか?そういう私も、恐くて渡れないなんていうことは……… ないない、そんなことは決してござらぬ。



………と、せっかく盛り上がったところで申し訳ないのですけど、その前にこちらもまた吊り橋の近くにある、せせらぎの郷というカフェに寄らせていただきます。このお店は、せせらぎの流れる木陰の中に構えられているということもあって、テラス席でも涼しくて心地よいです。 それから、自家製のプリンもオススメですよ。
さらに、そこから徒歩2分ほど山のほうに入っていくと………



夫婦の滝に行き当たります。 そのネーミングの通り、2つの滝が寄り添うように流れていますね。それに加えて、林の中でマイナスイオン出まくりでした。



前置きというか、寄り道はこのぐらいにしておいて、そろそろ本命の吊り橋を渡ることにしましょう 塩郷の吊り橋の正式名称は「久野脇橋」といい、長さは大井川に架かる吊り橋の中では最長の220mもあります。ちなみに川面からの高さは約11m。ワイヤーで吊られた橋に、幅50cmほどの踏み板があるだけで、高いのはもちろんのこと、不安定極まりない造りとなっております。



その吊り橋の渡り口には、このような「奥大井サスペンスブリッジ恋愛事件」なる石碑があります。 若い男女がデートなどで、この吊り橋を渡ったりするのでしょうか。しかし、彼女は足がすくんでなかなか動けませんでした。「郁美さん(仮名)、僕がついているから大丈夫だよ」彼は彼女の手を取り、ゆっくりと先に進んでいきました。「泰久さん(仮名)って、なんて頼りになるのかしら」………なんていう吊り橋効果があり、恋愛がより深まるとでもいうのでしょうか? 逆に、彼のほうが恐がって、彼女が平気な場合は「この人は、私がついていなければダメなのね」となるのでしょうか?そんな感じで、またの呼び名は「恋金(こいがね)橋」というそうです。



………なんていう脳内劇場はこのぐらいにしておいて、今度こそ本当に渡りますよ こちらの一行は私とワンコ2頭なので、吊り橋効果とか吊り橋の真ん中で愛を叫ぶとかいうのは関係ありません。とにかく、縦一列でしか行くことができないので、箔が先頭に立っていってくださいませ。



彼は13歳の老犬になったのですけど、足取りはしっかりとしていて、足元もよく見えているみたいですね。 さらに度胸もあって、振り向いてこちらを気遣う余裕もありました。



一方の波は、ちょっとビビっているご様子。 渡っている様子を写真に撮りたくて先に行かせようとしたら、固まって動きませんでした。



それでも箔や私に先導されたら、付いてきてくれました。 この調子で向こう岸まで渡りますよ 途中でかなり揺れたのですけど、なんのその。しかしほとんどの場合、渡りきったその先には何もないのですけど………



「恋がねの鐘」なるものがあるみたいです。 前回来たときにはなかったと思いますけど、とにかくそれはどのようなものなのか、確かめてみることにしましょう。 そこで、私たちが目にしたのは………



なんか、やけにこじんまりとしていますね。 いや、二人の愛が大きければ、何の問題もないハズです。せっかくなので、私も鳴らしておきました。

吊り橋を渡ったら、やはり同じ経路をたどって戻らなければなりません。 なので、全長が220mとはいっても、実際にはその倍の距離を歩いたことになります。これで終わりだと思いきや………



まだ時間がありますし、吊り橋も空いてきたことですし、もう1回渡ることにしましょう それにしても、箔は相変わらず余裕ですね。



一方の波のほうは、さすがに2往復もしたら慣れてきたみたいで、スタスタと歩いていました。



あと、吊り橋のど真ん中の退避スペースで、記念撮影をしておきたいですね。 横に並んで……… って箔ちゃ、体が落ちかかっているぅ 恐がらないにも程がありますよ。



結局、片道220mの吊り橋を2往復したので、880mもの高くて細くて不安定な道をドラゴンクエスト歩き(パーティーが縦一列に移動)したことになります。 そのゴールに差し掛かったときに、吊り橋の上で行き逢ったおばちゃんに「ワンちゃん、ちゃんと歩いていって偉いね~」というお褒めのお言葉をいただいたものですから「何回か歩いているうちに、慣れたのでしょう。なははは………」私は高い吊り橋の上で舞い上がってしまいました。



きかんしゃトーマス号がきっかけとなって訪れた川根路シリーズ3本立ては、今回が最後となります。私たちが見てきたものは「ナニコレ 」を連発するほどだったのですけど、こちらの地域の方たちにとっては、日常生活の一部となっているのですよね。 何回行っても楽しむことができるので、またいつか訪れようと思います。


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コメント (2)
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