波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

豪華三本立てのラストは、定期演奏会でござる

2016-07-16 00:47:34 | その他
こんばんは、白黒茶々です。
話せば長くなるのですけど、前々回の日記でナゴヤドームでのプロ野球観戦に箔母さんやたつぴが同行していなかったり、その試合の途中で私が退席した理由というか、からくりというか、犯人というか……… とにかく、それらがどう繋がっているのかを、今回私の行動を通して説明させていただきます。



ということで、話はそれよりずっと昔の1年前にまでさかのぼります。 その頃、たつぴのいる高校の吹奏楽部の集大成を発表する場となる、定期演奏会がありました。しかしその日程は土曜日で、私はその日はどうしても休みが取れなかったので、仕事が終わったあとにその演奏会の会場となる雄踏文化センターに駆け付け、彼らの演奏は途中からの鑑賞となりました。

「できることなら、たつぴたちの演奏は最初から聴きたい」
ということで、その後におこなわれたアンケートには「来年の演奏会は、日曜日希望 」としておきました。日曜日ならまる一日休みなので、私は最初から最後までお付き合いできますよ。 なので、来年は日曜日になりますように~

………という私の願いを聞き入れてもらえたのでしょうか?その1年後の今年の演奏会は、日曜日になりました。 開催日のかなり前から、たつぴは土日も部活に没頭していて、平日でも帰りが21時前後になるまで練習していました。 さらに帰宅してからも、マーフェリの付き人さんから譲り受けたドラムの練習器具で………



………って、晃ちゃが座っちゃってますね。 なんか、このあたりはニャンズのお気に入りスペースとなっているみたいで、その姿に私も癒されて……… って、そうじゃなくて



たつぴの練習風景は、こうです この秘密兵器のおかげで、彼はより手応えを掴むことができたみたいです。 彼によると演奏会のある部分で、ドラムを担当するそうです。とにかく、ガンバレ



それから間もなくして、定期演奏会の概要が発表されました。今年は、会場のほうは昨年以上に浜松市の街中となる浜松市勤労会館(Uホール)を使うみたいですね。17時開場17時30分開演なら、かなり余裕をもって行けますよ。 その開催日は6月19日の日曜日。
えええっ!そ、そんな………

ちょうどその日は、北海道日本ハムファイターズが約2年ぶりにナゴヤドームに来る日で、私は久しぶりに家族全員でその試合を観戦に行くのを楽しみにしていました。確かに、私も日曜日を熱望していたのですけど、よりによって定期演奏会をこの日にしてしまうなんて………
これによって、箔母さんとたつぴのハム観戦は絶望的となりました。 そうしたら私のほうも、どちらかを選ばなければなりません。「二兎を追う者一兎も得ず」という諺もありますし。さて、どうする?

考えに考えた末、私はある決断に至りました。それは……… どちらかを取ってどちらかを諦めるなんてことはできないので、両方を取る道を選ぶことにしました。 とはいっても野球は名古屋、演奏会は浜松という離れた空間でおこなわれるので、両方とも完全を追い求めるのは、さすがにムリです。それならば、どうするのかというと……… いちおう二兎を追うことには変わりはないのですけど、私はウサギAの上半身とウサギBの下半身を手にすることにしたのです。 つまり、ハムの試合は勝敗の行方が決まりそうな中盤(5回もしくは6回)まで観ておいて、そこから猛ダッシュで列車に乗車 そうすれば、演奏会の第二部開始の前後にはその会場にたどり着くことができるでしょう。

そしてその当日。下半身、いや、浜松市勤労会館への道のりは好調で、私がナゴヤドームの外野席を立った2時間後には、浜松駅前でタクシーを捕まえていました。



このようにして、なんとかこの日3ヵ所目の目的地にたどり着くことができましたよ



現在の時刻は18時30分ちょっと前。たつぴのいる浜松大平台高校の吹奏楽部は演奏中なのですけど、なんとか入場することはできました。 そうしたら、いざホールへ



私がその扉の向こうに入った頃、第二部が始まったばかりでした。その初っぱなは、椎名林檎さん率いる東京事変の「女の子は誰でも」という曲みたいですね。 そうしたら、たつぴは………



いたいた パーカッション(打楽器)を担当している彼は、鉄琴を叩いていました。それからこの演奏会は自由度が高く、カメラやビデオなどによる撮影も、大いに結構とされているのですよ。



その次は「スタジオ・ジブリ・メドレー」で、ステージの上にジブリ作品の名場面が映し出されているなかで、「鳥の人(風の谷のナウシカ)」「ハトと少年(天空の城ラピュタ)」「海の見える街(魔女の宅急便)」「崖の上のポニョ(崖の上のポニョ)」などが演奏されました。 そのような中で、吹奏楽部なのに喉に自信のある部員が、透き通るような歌声で歌唱する場面もありました。



その中でたつぴは、ドラムを叩いていました。その姿を、より近いところで見たいですね。ということで、私は演奏の合間をぬって、先に来ていた箔母さんの席のほうに移動しました。

さらに演奏のほうは、「ヒット曲メドレー『タイムスリップ』」と題するコーナーに突入していきました。これは、過去から現代にかけてヒットした曲を集めたもので、ピンクレディーの「サウスポー」から始まり、いくつかの名曲を経て、ゆずの「OLA!!」に行き着きました。



「この曲は確か、『クレヨンしんちゃん』の映画に使われたよね」
なんて思っていたら、なんとステージにそのしんちゃんが出てきたではありませんか ひょっとして、たつぴ?



いや、たつぴは演奏しているところですよ。 もしかして、たつぴが2人?
※何をおっしゃっているのでしょうか?確かに、昨秋の文化祭ではたつぴ君はしんちゃん役をやっていたのですけど、決してそれは彼の専任というワケではありません。なので、今回は違う人が入っているのですよ。(編集部注)
そういえば数日前に彼は「演奏会の演出に使いたいで、アロハシャツがあったら貸して」と、突然言い出したのですけど、ここだったのですね。 映画の中では、しんちゃん一家はメキシコに引っ越すみたいですけど、アロハの衣装はそのあたりの風景をイメージしたものと思われます。



そのあと、きゃりーぱみゅぱみゅの曲に入っていき、今度は彼女のような女性が登場しましたよ いや、誰がどう見ても、たつぴではありません。ついその動きを追ってしまいましたけど、演奏のほうもしっかりと聴いておかなければ



楽しい時間はあっという間に過ぎ、演奏会はついに終わりの時間を迎えることになりました。 ステージには、この日をもってほぼ引退することになっている3年生の部員が並び、部長たちがここに至るまでの思い出や、感謝の言葉を述べていきました。 そして演奏会は、彼女らによる合唱で締められました。

会場は大いに沸き、「アンコール 」が連呼されました。私も、このまま終わるのは名残惜しいと思っていました。
そうしたら、顧問の先生が登壇。「皆さんからリクエストがあったのですけど、アンコールの曲は特別に用意しておりません」彼がそう言うのなら、仕方がない……… と、思いきや「その代わり、校歌を演奏させていただきます。これから野球部は夏の大会に挑んでいくのですけど、今年の夏はできるだけたくさん(勝ってもらって)その校歌を歌いたいですよね」なんて、粋な計らいをしてくれましたよ
その会場に来ていた野球部員や彼らの父兄は、大喜び 夏の大会では、彼らは、吹奏楽部に応援してもらっていることもあって、今回はそのお礼も兼ねて来ているみたいです。



それから間もなくしてその演奏が始まったので、私は張り切って校歌を歌いました。 そのときは気付かなかったのですけど、箔母さんによると、まわりの人が「OBでも野球部の関係者でもない人が、なんで大平台高校の校歌を歌えるんだ?」というような顔をしていたそうです。 私は吹奏楽部員の父兄ということもあって、覚えてしまったのですよ。その他にも、日大三島、静岡、東海大静岡翔洋、掛川西、池新田、……… などの校歌も、なぜか歌えます。とにかく、その校歌の効果もあって大いに盛り上がり、大平台高校や吹奏楽部により親近感と愛着を感じることができました。



そのあとは、たつぴが片付けを済ませてくるのを待ち、22時過ぎになってようやく遅い晩御飯をいただくことができました。 親バカを承知の上で言わせていただきます。今回の演奏会は、昨年以上に洗練されていて、素晴らしかったですよ。 遅くまで頑張った練習の成果も、出ていましたし。そうしたら、来年こそは最初から最後まで聴きたいです。いや、それより先に、今月おこなわれる高校野球の地方大会で私は、野球部の(吹奏楽部による)応援の応援をさせていただきます。


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コメント (4)
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