沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

祝福! そして緊急二次会へ

2007年11月19日 | どぅしぐわぁ

 大学時代の友人ミヤシュンの結婚披露宴に行ってきました。4ヶ月前の緊急報告からあっという間に月日がたっていたのですね。その際の様子は「男4人で祝いの宴」(6/18記事)をお読みください。

 KINKOと一緒にタクシーで乗合わすことに。待ち合わせ場所に現れたKINKOはなぜKanekoか赤茶色のチャイナ服を着ておりました(驚)。「あれ?ダサい・・・いや、珍しい服を着てるけど、どこでスーツに着替えるつもり?」と常識人ハチローの問いに、彼は「え?着替えないよ。これが俺の正装だよ」と平然と答えました(再驚)。何でも地元横浜の中華街でウン万円で購入してきたとのこと。相変わらずの我が道キャラに返す言葉がありませんでした。右写真は会場でのKINK。どぎついチャイナ服ですなぁ。いつウェイターに間違われるか楽しみにしていたのですが、さすがにそれはなかったっす(笑)

※ところで、このチャイナ服にKINKO流の秘密があったとは、さすがに疑い深いハチローも気付きませんでした・・・。

 披露宴会場はナハテラス。ハチロー夫妻も利用した思い出の場所です。着いたテーブルは大学時代の同窓生と愛すべきN教授(当時はダニー・デビートとあだ名をつけていました)が同席していました。それにしても卒業から約10年、変る人と変らない人がいますねー。ハチローのように「こいつ、威風堂々とはげてるでしょ。すごいよねー」(byKINKO)とのほめ言葉をいただくようなプチおじさんもいれば(言いすぎじゃ!)、ウチナー美人を絵に描いた女子大生だったM美などは、今や二児の母となっているのにかかわらず相変わらずの美貌ぶり。しかも彼女だけでなくおばさん化しているのが一人もいませんでしたよ。いやぁ、感心しました。時代はアンチエイジングですね。さらに、10年前の飲み会だったら絶対笑ってだろ!というようなギャグを軽く受け流すようになった彼女たち・・・(悲)。いくつになっても女の方が大人なんですね。

 下写真は、そんなプチ同窓会気分で盛り上がっているうちに、粛々と進んでいた披露宴(主役を見んかい)。ミヤシュンと新婦カオリンが各テーブルを回って祝福を受けています。あの真面目なミヤシュンのにやけた笑顔、忘れられません。

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 照れ屋なミヤシュン。式の最後に彼なりのサプライズがありました。それは「映像による新婦への感謝の言葉」です。純粋な愛の言葉が大型スクリーンに洪水のごとく流れてきました。「隣にいるんだから口で言えぃ!」とは誰もツッコミませんでしたよ(笑)。その模様を真後ろから写したのが下です。二人の幸せな背中を感じませんか? お幸せにぃぃぃ!

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 さて式の途中からハチローらには気になることが・・・。それはテーブルの上に「二次会への案内状」がないことです。普通ならファンキーなブツが置かれているもの。「今宵は真剣に嫁を探すぜ」と意気込んでいたKINKO(テーブルで彼だけが独身でした)は不安げな顔。もともと同窓生であるハチローらが余興を依頼されていないのもおかしな話でした。なので、新郎ヤシュンのいちどぅしであるギミーを呼びつけて確認することに(彼は自ら余興の幹事役を引き受けなかったために非難ゴーゴーでした)。KINKO&ハチローというヤクザ系のしーじゃ(年上)二人に攻められたギミー。得意の言い訳を展開しましたが、ついに自白。「頼まれなかったからやってない」・・・。こらぁ、お前達の友情ってそんなもんかい! とヤクザ二人に攻め立てられた国家公務員のギミー、強情な彼に似合わず落ち込んだ表情(笑)。さすがに何もしていないことをどこかで気にしていたようです。早速、3人で会場を押さえ(カラオケですが)、プログラム内のご氏名スピーチギミーが「緊急2次会」の告知をすることに。その模様が下写真。告知の前にミヤシュンとの思い出について回りくどく語るギミー(後頭部)です。日頃ひねくれ者といわれる彼ですが、ミヤシュンに対する感謝の言葉が節々ににじみ出ていましたよ。ギミー、ちょっとだけかっこよかったぜ。

Gimi

 すったもんだがあった末、2次会はカラオケで大フィーバー(緊急なので参加者は10名程度)。新郎新婦は12時までこれないということがわかったので、それまではいるメンバーだけで盛り上がることに。プチおじさんハチローも80年代のダンスナンバーで張り切りました(下写真)。

Photo_8

 そして日付が変ったころ、ついに新郎新婦、ご入場! みんなでいっせいにクラッカーで祝福(下写真)。何の用意もできてませんが、ギミー幹事の心ばかりの2次会へようこそ!(正直、自分たちが楽しんでるだけですが・・・)。

Kurakka

 幸せいっぱいの二人を前に、それまで女性陣のデータ収集・分析に必死だったKINKO(さすが銀行員)がマイクを持って大ハッスル!(下写真)。音頭を取って「いっしょういっしょにいてくれや♪」で有名な三木道三を披露。なぜかみんなも立ち上がってフルコーラス。しかし、左の新郎新婦、少々困惑気味。そりゃそうでしょう、こんな大勢に目の前で歌われたら(笑)。固まった新郎と横を向く新婦に爆笑です。

Photo_9

 そして鋭い読者の方ならとっくにお気づきでしょう。KINKOのチャイナ服の色がかわっていることを! そうです、このチャイナ服はリバーシブルだったのです(笑)。この俺が1次会、2次会で同じ格好するわけないじゃん」としてやったりのKINKO。35歳独身ナイスガイの衰えをしらない宴会魂に感服したハチローです・・・。

 しかし「諸行無常の鐘の音」。祭りは長くは続かないものです。新郎新婦は「また次があるから」と丑三つ時を前に退室。するとそれまで一緒に盛り上がっていた女性陣(新婦側友人)らもそそくさと帰り支度・・・。「え、もう帰るの?こんなに盛り上がってるのに?」っていう。さすがに時間も時間ではありますが・・・。しかし3次会のことを聞きもしないなんて悲しすぎるではないですか。男性陣の低レベルな自尊心も揺らぐもの(悲)。まぁ、男4人のうち3人の指にリングがはまっている飲み会なんて正直興味がないのでしょうね(笑)。一人独身者のKINKO「何だつまんねぇ~の。あぁ、疲れちった」とグッタリ。気持ちは痛いほど分かりますぜ、アニキ!

 残り時間は男4人で使いました。KINKOが鳴らしたクラッカー(最後の1本)がむなしく響きました。終了後は、家が少々遠いイラブ(初登場。伊良部島出身の熱い男)を先に返し、KINKOギミーと3人でラーメン屋へ。疲れきった顔で麺をすする二人。しょぼいサラリーマンのように見えますが(失礼)、なんだかんだ言いながらも、どうしぐわぁの披露宴を盛り上げるために頑張った友情あふれる男たちなんです(2次会の費用もほとんど男持ちじゃい)。本当におつかれさん!

 比較的、職場も近い彼ら。「今度はゆっくり飲もう」(笑)と約束して別れました。

  おかげ様で、またまた風邪がぶり返したハチロー(泣)。年末のラストスパートに向けて少々不安です。