中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
学ばせる時期を間違えてはいけない
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中学受験は、子供にしろ親にしろ、次の学習環境を決めることができるという点で大いにメリットがあります。6年一貫教育を選べば、当然、高校受験はないわけだから、その分いろいろな資質を伸ばせるという点でもメリットが多い。
ですから、中学受験自体は何も問題はないのです。
ただ、この加熱期は異常。これまで40年近く、中学受験を見てきましたが、本カリキュラムが2年生から始まるなどは論外と言ってもいい。
塾の競争があるので、塾は早くから生徒を囲い込みたい。これはその通りでしょうが、だからといってカリキュラムを前倒しにしても子どもにはメリットが少ない。
学ばせる時期を間違えてはいけないのです。本来あることができるようになって、次に進むわけで、そのあることをすっ飛ばして次に行ったところで、何らかの無理がある。
本来中学受験で出題されることは小学校5年、6年で学べば十分である、ということは間違いないのです。4年生からでも本来は早い。だからついていけない子が多いのです。
周りが早くいくから、うちも急がなきゃ、はまあ、よくある話なのですが、しかし、その分のデメリットを子どもが受けているのを見逃してはいけません。
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