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覚えられる子、覚えられない子



入学試験では、やはり知識が物を言う場面が少なくありません。

社会はほぼそうだし、生物や地学、漢字の問題もそうでしょう。で、こればっかりはとにかく覚えるしかない。

で、それをすぐ覚えられる子とそうでない子がいます。

例えば暗記テキストを出題範囲にして、合格点を決めてテストをする、というのはどこの塾でもやることですが、だいたい合格点をとれないメンバーというのは決まっている。じゃあ、ちゃんと準備をしていたのか?といえばしている子もいればそうでない子もいます。ただ、概ねしている子の方が多い。

しかし、時間切れになって覚えきれない。だからテストに合格できないのです。つまり覚える能力には個人差がある。簡単に覚えられる子とそうでない子がいる。これは最後の追い込みのところでやはり差が出ます。つまり、たくさんのことを覚えられる子とそうでない子で差がつくわけです。

だから、今から少しずつ覚える能力を鍛えていった方が良い、とは思います。例えば10個の知識を暗記する時間を記録してみる、とか。

覚えるのにはコツがあって、例えば駅から自分の家までにある風景とそれを結びつける、とか。家族や友達とそれを結びつける、ということで、思い出すきっかけを作る、という手法があります。それ以外にもいくつか手法があるし、本人に一番合う手法を見つけることも大事なので、そういう練習は少しずつしていくと良いでしょう。

ただしあくまで、覚える力を鍛えるのであって、本当に覚えるのは、後半です。今覚えても、どうせ忘れますから。




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