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季節講習と家族旅行

フリーダム進学教室ーセンター北ーで冬期講習の案内を始めました。

冬期講習案内

しかし、季節講習は悩ましいところがありますね。例えば新6年生(現5年生)の冬期講習。来年はさすがに試験前だからきっと講習に参加するとは思うのですが、1年前だし、冬休みだし。まあ、全部とは言わないまでも、2〜3日は家族旅行で、と思うご家庭もあるでしょう。しかし、塾の先生はけっして良い顔をしない。休む、などと言わせない雰囲気が感じられます。

でも、親の立場で考えてみれば、これが小学生最後のお正月休みになるわけだから、まあ、そう全部が全部講習でなくても、と思われるでしょう。

で、フリーダムの場合は実は講習も全部動画が撮られています。いやあ、制作のスケジュールは思い切りタイトなので、大変ではありますが、しかし、すべての授業を動画化することで、時間の自由が得られる。

実際の授業を受けられればいいが、当然遠くから通うことは困難なので、その場合、動画授業を見て、WEB演習することで勉強することは可能なのです。

で、例えばスポーツの試合があったりする場合、後から勉強できるわけだから、習い事をやめる必要もありません。

WEBの季節講習はすべて各月のプログラムに盛り込まれているので、費用の加算もありません。

実際に通塾して勉強してもらうのも、もちろん直接効果が見えるところはあるわけですが、しかし、WEBでもなるべく同じような効果を上げられるようにシステムが作られています。すでに現5年生の春期講習、夏期講習はすべて動画化されていますので、ごらんになってみてください。1ヶ月間無料でご利用いただけます。

フリーダム進学教室


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良い子になりたい子

子どもたちは一生懸命がんばっています。

入試までの日程もわかっているし、自分なりにできるだけのことをやっているわけですが、しかし、それはあくまで12歳が考えていること、感じていることです。

だから、やっていることの本質を見失うことがある。

勉強するのは、問題が解けるためにやるわけです。しかし、やらなければいけないことをやるという感じ方になってしまっている場合もある。

お父さん、お母さんの期待もよく分かっているし、自分なりに「期待に応えたい」と思っているわけだから、そうなるわけですが、つまりそうなると「本当にわかっているか」ということが不十分になっていることがあるものです。

いや、外から見ると一生懸命がんばっているだろう、ということになるわけですが、実際に教えてみると、「できるようにはなってない」ということ。

別にかっこつける必要はない。わかるか、わからないか。わからないなら、もう一回聞けるか。そういうことが大事なのです。

良い子にならなくてもいい。わからないことをわかる子になっていればいいのです。


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ていねいに勉強すればいいだけ

10月に入って、残り時間が気になる6年生も多いかもしれません。

しかし、あせる必要はない。これから試験までの間に、やれることをていねいにやる。

大事なのはていねいにやること。

例えば過去問をやる。わからない問題がある。解説を読んで、しっかり理解する。ということをていねいにやる。

暗記のテキストをやる。焦っていい加減に字を書いたりしない。ていねいに、トメ、ハネに注意して字を書き、答え合わせをしっかりやる。間違えて覚えていないか、確認するのも大事。

今、やっている問題は、もうこの先やらないかもしれない。

でも、その問題が入試に出るかもしれない。だったら、今、ていねいに勉強して理解すればいいのです。

で、そうなるとたくさんの問題ができない、と考えるかもしれない。しかし、ていねいに勉強しないでたくさんの問題をやっても力はつきません。

だからやれることをやろうと思えば良いのです。

最後、僅差の勝負を制すことができるのは「ていねいに問題を解く子」なので、それを今から実行しましょう。


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どこがわからないか、わからない

5年生の男の子が、算数の問題の解説を聞いていました。

しかし、やはりよくわかっていない、感じ。それを察知した先生が、その子に

「どこがわからない?」と尋ねたのです。その気持ちは、今までの説明でどこまではわかったのか?ということだったろうと思うのですが、その男の子の答えは
「どこがわからないのか、わからない」
でした。

いや、本人はふざけているわけではありません。その気持ちもまた本当にその通りだと思うのです。で、結局その子は先生といろいろな話をしているうちに、(つまりは何回かいきつ、もどりつ、解説を聞いた上で)ようやくわかったわけですが、しかし、たぶん、こんな時間は普通はとれないかもしれません。となると、その場で問題は解決しない。

でも、後から解決できればいいわけですが、そのうち、復習をしていても「この問題はできなかった」→「この問題は難しいからやらなくてもいい」に変わってしまったりして、せっかく理解できるチャンスを失ってしまう場合もあるでしょう。

授業でいったいどこまで解決できるか、というと、これはクラスの人数にもよるし、子どもたちの積極性にも関わってくるわけですが、やはりなるべくは拾い上げたいと思っています。

そのタイミングで解決できれば、効率は間違いなく良いわけですから。

しかし、すべてが解決できるわけではありません。だから、復習をする際にやはり「わからないこと」をなるべくクローズアップした方が良いのです。できることは良いのです。できないこと、わからないことをどう解決するか。ここに注力していかないと、できるようになってはいきません。
でも、何となく「わからない」と言いにくい空気になっている場合がある。

そうなると、子どもたちの進歩はなくなってしまうので、注意が必要です。


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入試問題がやさしくなった?

いろいろな学校の入試問題を見ていると、実はその難度の差が大きく開き始めていることに気が付きます。

トップ上位校というのは、やはり難しいところが多々あるわけですが、そういう一部の学校をのぞくとむしろ入試問題はやさしくなり始めている。

で、そういう学校の先生に話を聞いてみると、「最近ウチの学校の偏差値は上がっているが、入ってくる子のレベルはそれほど高くはない」という感想が多い。つまり、できるようになっていないから、難しい問題を出すと差がつかない。差がつかないと入学者を選抜するのが難しくなるから、若干易しめにして差がつくようにしている、ということになるのです。

なぜできなくなったのか。

これはその先生たちと話をしていて、こうではないか、という推察の域ではあるのですが・・・。

中学受験はもともと、小学校の学習内容とは大きくかけ離れてしまうので、勉強の中心は塾になります。その塾は当然、合格実績を競うことになる。だから、早くから子どもたちを囲みこみたいし、さらには上位校に向けて特訓することになる。

だからカリキュラムを早くから始めるし、問題を多く解かせる、ということをしてきているわけです。

しかし、中学受験は小学生の受験だから、元々多少背伸びしているところがあるわけで、それがさらに背伸びをした場合、ついてこられる子は限られる。で、それらの限られた子を選抜するという意味では成功していたとしても、それ以外の子はあまりできるようにはならない。

できるようにならない、だけではなく、自信もなくしてしまうから、やる気も起きなくなる、可能性もあるわけです。

「実際に、こんなことを知らないのか、と思うことは多々あるんです。まあ、学校に入った以上は、それはそれでできるようにしなきゃならないですから、まあ、教えますが。」

と話しておられるのを考えると、案外この説はその通りではなかろうかと思います。


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方法論

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5年生の秋に第一志望を決める(3)ースクールカラー

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第一志望の学校別特訓がない場合

2学期になって、学校別特訓が始まった塾も少なくありませんが、自分の第一志望の学校別特訓がない、という場合も少なくないでしょう。

例えば東京、神奈川で言えば2月2日校の学校別特訓をやっている塾はほとんどない。

なぜないか、といえば、みんな2月1日校でそろえるからです。誰もが2月1日校を受けるだろうし、そこに御三家があるわけだから、というのが理由ですが、これはまったく塾側の論理でしかない。

2月2日校が第一志望の子はたくさんいるでしょう。しかし、ないものはないので、そうなったら自分で対策を考えるしかないのです。これは2月1日校でも同じこと。自分の第一志望の学校別特訓がないのなら、自分で学校別特訓をやるのがいいのです。

そういえば、以前、どこかの塾が学校別特訓で足切りをやっていました。今はどうなのか、知りませんが、しかし、これもちょっと?と思うところはある。

定員があるから、といってしまえばそれまでですが、しかし、夏の成績で足切りされてしまったのではこれから伸びるかもしれない子がかわいそうだ、と思うのです。

だから、もう自分達で考えるのがいい。なに、過去問もあるわけだし、それに似た問題を電話帳から見つけてもいいし、あるいは自分の不得意なところを見つけて特訓してもいいでしょう。

こればかりは、お父さん、お母さんもいっしょに知恵を出してあげると良いと思います。別にたくさんの子を入れることを考えなくていい。我が子を合格させようと考えればいいわけだから、しっかり作戦を練っていきましょう。


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パターン化しなくていい

算数の問題集を見ていると、問題を分類しているケースがあるでしょう。

例えば旅人算で言えば、追い越す場合と出会う場合とか。通過算なんかも、そういうところがあるわけです。

しかし、これは基本をマスターするためのものであって、すべての入試問題を分類するというような話ではない。

で、この分類を自分の頭のなかでやっているような子がたまにいます。

「これは補助線を外に引くパターンだから・・・」

とか。

いやいや、そんなパターン分けは不要です。どのパターンだろう、などと考える必要はない。君が問題集を書くわけではないのだから・・・。

問題が解ければ良いのであって、補助線をどう引くかは、もちろん一発で書けるにこしたことはないが、なに、いくつかやってみるウチにこれだ、というものが出てくるでしょう。

もちろん考え方、というのはあって、この部分の長さが出て欲しいから、そのためには、みたいな論理は当然必要なことですが、それをパターン化してはいけないのです。

そのパターン化にはまってしまうと、問題の本質が見えなくなる。

分類などはどうでもいい。いま何がわかると、この問題は解けるのか、に目を凝らしてほしいと思います。


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受験勉強は効率化しなければならない

例えば歴史について考えてみましょう。

小学校の教科書のレベル、中学校の教科書のレベル、高校の教科書のレベルといろいろあるわけですが、一番詳しいレベルまでがんばると大学受験の準備に近づいていくわけです。

で、もちろんそういう勉強を趣味でする子はいるかもしれない。しかし、それは全員がやらなければならない話ではないでしょう。

子どもたちの時間は有限であり、学校の生活もあれば、家族との時間もある。

そういう中で受験勉強もする、という話だから、いくらでも時間を使って良い、ということにはならない。

だから、効率化するべきなのです。

ただ、受験勉強は何のためにするか、と言えば、それは合格するためにやる。

で中学受験は複数校合格することはできるわけですが、しかし、通える学校は1つである。だったら一番行きたい学校に合格すればいい、という話になるでしょう。

そこまでシンプルにはなかなかならないが、それでも排除すべきことはどんどん排除して良い、ということなのです。

特に小学生の場合、体力がない。6年生といえども、徹夜で勉強するなど不可能なわけで、だからなるべくベストルートを歩くべきだ、ということになるわけです。

でも、今の子どもたちが効率良く進んでいるとは到底思えない。

だから工夫が必要なのです。


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板書を写すのはムダか

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あきらめが早い子

模擬試験とか、過去問を解いている姿を見ていて、あきらめの早い子がいます。

「あ、これは難しそうだ」

「あ、これは後回し」

まあ、最初のうちは、「出来る問題から先に解く」というのでこれはこれで良いのですが、だんだん煮詰まってきて、結局手を出さない。

おや、これはできるんじゃないの?と思っても、手が出ていない。

後から解答を見ると、「あ、なんだ、これ簡単じゃない」・・・。

ほんの、ちょっとした違いではあるものの、これは何とか解いてやろう、という気概があるかどうかが、やはり分かれ目になる。

4・5年生からテストが多い塾からやってくると、こういうことになるケースが多い。確かにテストは手慣れているのかもしれないが、あと、ちょっと、というところはやはり「問題を解き上げた」自信がものを言う。

やはり多少なりとも「あきらめが悪い」子の方が、できるようになります。


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偏差値今昔

5年生の教室から
記述問題に対する抵抗感をなくす

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合格確実校の条件

これから併願校を考えていくわけですが、塾の面談ではやはり必ず合格する学校を1校受験するように言われるでしょう。

確かに1校合格するだけで、子どもたちも家族の雰囲気も一変する。

あとは、がんばるだけだ・・・。(いや、ずっとがんばっているわけですが。)

ただ、ここで安心するのは「行かせて良い」と思う学校であるときに限られる。

「そこならもう一回高校で受験してもいいのではないか」と考えるようであれば安心しない。まだ家族にはプレッシャーが続くでしょう。

だから、そういう学校を考えないといけないのです。

つまり『合格確実で、行かせても良い』と思える学校。

偏差値だけで選んではいけません。当然学校の説明会にも行った方が良いし、校長先生の話も聞いた方が良い。

安全校ですから、第一志望の学校に比べればいろいろ見劣りするところはあるかもしれない。

しかし、良いところもあるはずです。

それをしっかり親が見極める必要がある。

塾はとにかく合格する学校、という言い方をしますが、家族が行かせてよいと思って初めて安全校になるのです。


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1週間の計画

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