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受験人口が増えない理由

ここのところ、受験する人口があまり増えていないのですが、どうもこれは少子化とばかりは言っていられない感じになってきました。

受験カリキュラムの早期化が、足を引っ張っているところがあります。

先輩ママたちの話を聞いているうちに、

「うちはいいわ」

という感覚を持たれている方も少なくない。

本当に入るのが難しいのは、一握りの学校でしかないわけですが、みんな最初から相当難しい、ハードなことをさせられている感があるわけです。

だから、中学受験をするためには「相当の覚悟がいる」と思われているわけで、受験人口はなかなか増えていかない。

今年下げ止まった感はありますが、これから増えるだろう、とはやはり予想しにくいのです。

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売買損益算
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今日の慶應義塾進学情報

受けない他の慶應の過去問
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慶應進学オンライン
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「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)
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囲い込み

少子化が続き、リーマンショックもあって、中学受験の受験者数は減少を続けてきました。

ここにきてようやく下げ止まった、という感じではあるものの、過去20年と比較しても全然高いところにはないのです。となると、当然のことながら塾は生徒を囲い込むしかない、わけで早くから生徒獲得に動く。

その結果として受験のスタートはどんどん早まり、早まるためには理由が必要だから、カリキュラムを早めることになり、今の子どもたちは実は歴史上、最も早いカリキュラムで学習をしている、ということになっています。受験者は少ないにもかかわらず、です。

で、お母さんたちと話をしていると、「そんなにやらないといけないのかしら?」と漠然と思っておられるものの、「囲い込まれている」という印象はあまりない。

これはやはり塾が不安産業だから、という面があるでしょう。

不安産業というのは、顧客を不安に陥れて営業する、という産業のこと。塾や予備校はそういう性質があるわけですが、「合格するか不安」だから、みんなが早く行っている以上、うちも早く行かないといけない、ということになり、それが塾の囲い込みを成功させている一因、といえるでしょう。

それでもうまくペースに乗れていればいいわけですが、ペースに乗れず、自信をなくしてしまうとすれば、それは実は可能性の喪失に他ならない。

もっと、自分の力を発揮しうる方法があったにもかかわらず、やられてしまった、ということなのです。

そういう場合は、早めに別の方法を考えていってあげた方が良いでしょう。まだまだ十分に間に合うはずなのですから。

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第232回 好きをまず伸ばす
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中学受験 算数オンライン塾

8月10日の問題
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家で勉強したくなる?

塾の講習が休みに入って、家で勉強する時間が増えます。

お父さんもいるし、過去問をいっしょに解きながら、勉強したり、話したりできる時間は実は子どもたちにとっても楽しい時間です。

で、その後、講習が始まった後、「僕、家で勉強する」と言い出す子がいます。

この場合、本人には実はやりたいことが見えている。

自分なりに自分ができるようになるルートが分かった、ということかもしれない。

そういう気持ちを潰さないようにしてほしいと思うのです。

本来、自分の課題をいかに解決するか、が一番重要なのであって、塾に通うことが重要ではない。

皆勤賞をもらう必要はまったくないのです。

自分はこうやったらもっとできるようになるのではないか、というイメージは本人がそれだけ成長した証拠とも言えるので、上手なやり方を考えてあげてください。

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濃度に関する問題
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正六角形の問題
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慶應進学オンライン
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眠気と戦う子

暑いですから、体力は消耗する。

オリンピックなので、つい遅くまで起きていたりする。

さらに宿題が多いので、ずっと勉強している。

となれば、まず眠いのです。

子どもたちは元気なのですが、しかし、体力はない。ないから、突然一気に眠気が襲う。

本来はそこで昼寝が一番良い。

しかし、そういうときに限って塾の授業だったりする。

「ここは眠ってはいけない」

と一生懸命戦っているが、なに、まぶたは半分閉じている。

あきらめて爆睡している子も中にはいますが・・・。

でも、あまり無理すると後半体調を崩します。暑くなれば夜寝られない、ということも当然あるので、昼寝を上手に活用しましょう。

10分寝るだけでも違いますから。

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外に出てはいけないかも・・・
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中学受験 算数オンライン塾

8月8日の問題
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この時期大事なことは

6年生の夏は、確かに力がついてくる時期ではありますが、力を伸ばす子にはいくつか特徴が有ります。

ひとつは、志望校が明確になっている。ここに入りたいから、勉強しているんだ、というのは非常にシンプルな分、メンタルとしては十分でしょう。

もうひとつは、問題意識。

何ができるようにならないといけないか、が明確になっている。例えば、記述が書けるようにならないといけない。速さの問題を克服できないといけない、電熱線と発熱のところを確認しないといけない、などなど。

目標があって、次に何ができなければいけないか、がわかっていれば、当然現状と合わせて何をできるようにするか。

ここがはっきりしていれば、やることもシンプルになるでしょう。

ただ、それ以上に大事なのが「じっくり考えること」です。

夏休みはどうしても量をやる、ということになりやすい。もちろんそれは大事なことではあるのですが、量をやろうとしてひとつひとつがいい加減になっていたのでは、まったく意味がない。

出来ない問題をじっくり考えること、これをしっかりやらないと考える力は身につかないのです。

これからお盆休みに入る塾も多いでしょうから、急がず、ていねいに学習してください。

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電球に関する問題
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9月の日程の確認
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慶應進学オンライン
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勢いをつける

夏休み、たくさんの問題を解いているわけだし、勉強時間も長くなっているわけですが、しかし、それでなかなかできるようになっていない、ということになると本人にとっては相当つらい。

え、やっても無駄じゃん、みたいな感覚を持つことは非常によろしくないわけです。

普通に勉強していれば、まあ、多少なりともわかってくることは多くなるし、できることも増えてくるわけですが、子どもの視点の持ち方でその捉え方のイメージが変わってきます。

つまり、できないことに目が向いていると、できるようになったことがあってもその感覚がなくなってしまう。そうなると勢いがつかないのです。

だから、勉強というのはできるようになったこと、に着目をすべきです。

本人に自信が積み重なっていかないと、意欲がわかない。意欲がわかないと、勉強は進んでいきません。

だから、大いにできるようになったことをほめてあげるべきです。

できないことばかりだと、それは誰でも気が滅入るわけですが、目の向け方で大分違ってくるので、良い方向に導いてあげてください。

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合格点の取り方をイメージする
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中学受験 算数オンライン塾

8月6日の問題
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方程式

中学受験ではまあ、二次方程式のような問題はまあ、ない。もちろん、対角線の長さを使った正方形の面積、みたいなことはあるわけですが、純然とした二次方程式を解く、というような問題はありません。

一方で一次方程式で解ける問題はたくさんあります。

例えば消去算の本質は連立一次方程式だろうし、まあ、いろいろな文章題は方程式で解けることは間違いない。

だから方程式を教えていいか。

もちろんかまいません。ちゃんとできるようになっていれば。

しかし、こと中学入試の問題で言えば、方程式ができるようになったからといって解ける問題が増えるというわけではないのです。

比で解くか、方程式で解くかの違いであって、その式にたどり着くまでの着眼点が鍛えられていないと、せっかく方程式ができるようになっても問題は解けないのです。

だから、あまり方程式に時間を割く必要はないのです。

方程式でも解ける、ということであって、方程式でなければ解けない、わけではありませんから、そこは気をつけてください。

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メンタル
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神奈川大会決勝
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過去問集の解答用紙

例年、この時期は過去問をやるにあたって、解答用紙をコピーさせられるところが多いでしょう。

確かに本番の解答用紙は参考になるわけですが、ここにちょっとした落とし穴がある。

解答用紙は解答を書くためにあるので、余白が十分ではないのです。

実際の入試で言えば、問題用紙に余白が十分ある。

だから、そこを使って式を書くなり、グラフや図を描くなりできるわけですが、解答用紙には元々そういうスペースはない。

また、問題文は出版物ですから、しっかり詰めて作られているので、これまた余白がない。

だから、過去問を解くとき余白が必要になるのです。

これはノートを使って、きちんと書くように練習してください。

計算用紙はNG。なぜなら、つい、いい加減になってしまうから。これがミスの元になります。

筆算も含めてていねいに式を書く。そういう練習をしていってください。

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第231回 問題をちょっと見
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中学受験 算数オンライン塾

8月4日の問題
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親子で受験勉強する方法(4)

さて、最後にハードルが高いのが算数や理科の計算問題でしょう。

算数は簡単に方程式で解ける、というような問題でもないし、理科の計算もなかなか難しい。

「物理はちょっとねえ」と思われる方も多いかもしれません。しかし、いっしょに勉強すること自体は別に問題ないのです。

いっしょに勉強すればいいのであって、「教ええなければいけない」ということといっしょではない。フリーダム進学教室のお母さんの中には、動画授業を見て、いっしょに勉強しているという方もいらっしゃいました。

今は、教材には事欠かない。参考書も問題集も、いろいろあるわけですが、大事なことは子どもの状況に合わせて適宜取捨選択することなのです。

子どもたちはまだまだ経験不足ですから、やれと言われることをやるしかないところがあります。

その分、遠回りをしていることも多々あるわけで、いっしょに勉強しているとやはりアイデアは浮かんでくる。

よくリビングに子どもの勉強机を持ち出しているご家庭もありますが、机を持ち出さずともダイニングのテーブルでも十分にできる。

子どもたちが孤立して、その分どんどん苦しくなっていく前に、いっしょに勉強してムダを省くことは十分可能です。

これからお盆休みに入るでしょうからこの機会を使って、いっしょに勉強する機会を持たれると良いと思います。

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英語、正課へ
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濃度に関する問題
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親子で受験勉強する方法(3)

国語の読解の次にいっしょに勉強しやすいのは知識の問題でしょう。

知識はやはり大人の方が知っているが、忘れているところはあるかもしれない。BTB溶液?そんなのあったなあ、とか。社会も確かに忘れてしまっていることが多いかもしれませんが、しかし、そんなのは別に気にする必要はない。

親が覚えなければいけないわけではなく、子どもたちが覚えればいいわけで、その手伝いをしてあげればいい。

例えば問題を読んであげて、子どもが答える、みたいなクイズ式の勉強方法はみんな、好きです。

賞品をかけて、がんばってもいいかもしれない。

それにこういう知識の問題をお父さん、お母さんが手伝ってあげるメリットがもうひとつあります。

それは答え合わせ。本人は間違っていない、つもりで字を書くが、案外、完全に間違って覚えている場合もある。

これは本人が気が付かない。

そして、そのまま入試まで覚えていると、せっかく覚えたことなのに、点数がとれない、ということになってしまうわけです。

だからチェエクしてあげることで大いにプラスになる。

案外いっしょにできることは多いものなのです。最後に算数や理科の計算問題について次回考えていきましょう。

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速さの問題
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中学受験 算数オンライン塾

8月2日の問題
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