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偏差値よりも答案

組み分けテストというのは、やはり気になるものです。

実際にどの先生に教わるかもそれで決まるし、席も決まる。だから、どうしても順位とか偏差値が気になります。

しかし、組み分けテストは毎回のカリキュラムの到達度を計るためにやるのだから、本当は何がわかっていて、何がわかっていないのか、ということを明確にすることが本来の目的です。

ここまではわかっていて、ここはまだ理解が良くできない。

そこが明確になるから、そこでもう一度補強するということが必要なのです。

しかし・・・。

まあ、そういう時間はないでしょう。

一応、テストの復習はするでしょうが、しかし、その後、もう少し何かを補充しようと思ってももう時間がない。

次のカリキュラムに進んでいるからです。

カリキュラムが進行している間は、なかなかその補強ができないので、本来は長期休みにそれを補うべきです。

組み分けテストの結果から見て、算数はここと、ここ。理科はここと、ここ。というように具体的な勉強テーマは明確にわかるわけだから、そこに力をいれていく。

しかし、今度は講習があるから、それもままならない。

まあ、授業で何回か繰り返す、ということだから、それでもカバーはされていくのですが、できることであるならば、個々にその補強をやっておいた方が良い。

すべての科目が難しくでも、算数だけはがんばっておかれると良いでしょう。

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規則性の問題
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中学受験 算数オンライン塾

2月18日の問題
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朝、自分で起きれない子

勉強は自分からできるようになることが望ましい。

自分でやらなければならないことを整理し、それに優先順位をつけ、時間管理をして確実に実行する。

チェックボックスを作って、それを埋めていくことが、一つの楽しみ、なんてことになればいいわけですが、なかなか全部はできない、でしょう。

ということで、いろいろ手伝ってあげるわけですが、手伝ってあげれば当然、自分でしなくていいわけだから、そこの部分の力は育たない。

したがって、少しずつ、やり方を教えて、自分で実行してもらうようにしていくわけですが、これは一遍にはできない。一部ずつ、例えばやらなければいけないと思うことを全部書き出してみる、というようなところはまず本人にやってもらい、優先順位は親といっしょに考える、みたいな段取りにしていくわけです。

で、その一番最初は、「自分で朝起きる」です。

何か、関係ないことのように思えるかもしれませんが、実は時間管理の意識というのは起床時間のコントロールから始まる。一日の最初を自分でコントロールできるかどうかで、時間に対する意識は少しずつ変わっていきます。

子どもが小さいころというのはあまり、時計の針を気にしない。

しかし、やらなければいけないことができてくれば、当然、時間との兼ね合いが出てくるわけだから、時計に対する注意も少しずつ増えていかなければなりません。そして、1日の最初である起床時間をまず自分でコントロールできるかどうか、がひとつの関門であるのです。

しかし・・・。

新しい学年が始まって、夜が遅くなり、必然的に睡眠時間が減少していくことが多いので、朝起きるのはなかなかつらい。

もうちょっと、あと少し、というのは子どもでなくてもその通りなので、やはりここにひとつ突破しなければいけない壁があるのも事実です。

最初からうまくいかなくても、まあ、少しずつ進めていきましょう。

少なくとも自分で目覚ましをセットする、ぐらいはやれるでしょうから。

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平成26年私立中学受験状況
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今日の慶應義塾進学情報

慶應中等部、今年の漢字
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慶應進学オンライン
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「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)
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始まったばかりなのに

新学年が始まったばかりなのに、もう春期講習のお知らせとか手続きとか、来ていますねえ。

まだ新学年の勉強も落ち着いていないから、本当を言うと、春期講習は家で勉強したい、という場合もあるでしょう。

あるいは最後の春休みだから、ここは旅行しようとか・・・。

でも塾の先生に相談するとにべもない返事が返ってくるかもしれません。

まあ、一応ビジネスである以上、そういう反応をされることは当然のこと、と思った方が良いのです。

だからウチはウチ、という考え方はしっかり持っておかれると良いと思います。

塾のイベントや授業にすべて参加したからといって必ず合格できるわけではありません。

塾をはじめとした教育サービスというのはあくまで家庭が利用するためにある。

したがって使うか、使わないか、は家庭がしっかり判断をした方が良いでしょう。

何が必要で、何が必要でないかは、子どもの状況によっても異なるものですから、別に無理に続けることもない。

無理に講習に出なくても、やるべきことをやれれば良いと考えてください。

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国語はコツコツと
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中学受験 算数オンライン塾

2月16日の問題
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休講処置

昨日は大雪のため休講となった塾がほとんどでしょう。

雪でなぜ休講するの?とそれこそ雪国の方は思われるでしょうが、東京、神奈川はあまり雪が降らないので、雪に弱いのです。

したがって電車が混乱しやすい。止まってしまったりすると帰れなくなります。

なので休講してしまうわけですが、だいたい休講処置が取られるのは

「大雪警報」と「暴風警報」のときです。

「大雨警報」の場合、雨だけであればまあ、室内にいる限りは安心なので休講にしないところもあります。一方、暴風が吹くと架線が切れたり、モノが飛んでくる可能性があり、これは外にいること自体が危険です。したがって子どもたちの通塾に問題が出ないようにやはり休講するのが普通でしょう。

で、問題は振替授業をどこにもっていくか?なのです。

実は結構、塾の年間日程は決まっています。したがって教室稼働率はある程度目一杯に入れてあります。当たり前ですが、ロスが多くないようにするからです。

そうなると、こういう突然の振替に対応できなくなる場合があるのです。つまり日程がない。

したがって多くの塾では入会約款で自然災害等で休講処置をする場合、振替ができないことがある、と明記してあります。

だから、振替が常にあるかどうかは明確ではありません。塾としては本当はなるべく授業はやりたい。

このくらいなら大丈夫かな、ということで授業を強行する場合もあるでしょう。

だから、絶対に親は親で判断した方が良い、と思います。

私は1回や2回授業を受けなくても大した問題ではないので、休ませた方が無難だと思っています。

家で勉強している方が安心ですから。

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電気に関する問題
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今日の慶應義塾進学情報

湘南二次4日移動の影響
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できなかった問題をやり直す

最近はあまり予習型の塾は多くはなくなりました。

予習型は新出のテーマを家で自分で勉強してから、塾にでかけるわけですが、自分でできないと、当然親が教えてないといけない、ということになります。

その分親の負担が大きいというので、あまり人気がない。したがって復習中心に組み立てているところが多いのです。

しかし、この復習のやり方があまり効率的ではない。

算数の復習というのは、例えば板書を写してきてそれを見て納得する、というようなやり方ではなく、できなかった問題を単純に解きなおす、ことが一番良いのです。

でも、それだとたくさんありすぎる?

もちろんテキストの問題すべて、ということは不可能です。当然のことながら、授業時間の中でやった問題に限っていい。

で、それが全部解きなおせても、後からやるとできないかもしれません。

それが気になってまた、やり直させようというご家庭もあるかもしれませんが、それは必要ありません。

今の塾はスパイラル型といって、似たような問題を繰り返すから、ある程度で切り上げていい。

「本当にできるか?」ということにこだわりすぎると、毎週の勉強が終わらない。

終わらない勉強は、子どもたちにとって負担ですから、やりたくなくなる。

塾に入った当初、その見切り方をしっかりしないと、どんどん負担が増えていくだけなのです。

一度習って、家でも解きなおしたら、それで終わり。

ということで進めていってください。

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計算問題は1回3問
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中学受験 算数オンライン塾

2月14日の問題
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習い事をやめるか?

5年生になってくると、塾が忙しくなってきます。

勉強することも多いし、実際の通塾日も多い。今まではやれていた習い事が厳しくなってくる。

そこで、この時期に習い事やクラブ活動を整理するご家庭が多いのは事実でしょう。

しかし、まだ受験までは2年間があり、子どもたちはその間にも成長を続ける分、それが勉強だけでいいのか、という面はどうしてもあるのです。

身体を動かすということはやはり大事だし、あるいは音楽や美術の素養を磨くというのも子どもの成長には必ず+になる。

だから、私自身は上手にスケジュールを作って少しでも長く続けられる方法を考えていかれると良いと思うのです。

もちろんチームの事情もあって、なかなか練習に出られない、ということであれば試合に出られるチャンスも少なくなるかもしれません。

しかし、その間でも練習は少しずつでもできるし、やはり勉強以外のことがある、というのは子どもの成長の幅を広げるのです。

ですから、単にやめる、ということではなく、何か続けられる方法がないか、考えてみてください。

今までと同じようにはできないかもしれないが、それでも少しずつでも時間がとれれば良いと思います。


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暇だね
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湘南百字作文
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必ず式を書く

算数の勉強を進めるにあたり、絶対にやってほしいことがあります。

それは式を書くこと。

例えば計算問題をやる場合でも、式を書いた方が本当はいい。

括弧内をまずひっ算で計算して、そこに下線を引いて答えを書き、次にまた該当する部分をひっ算で計算してまた下線に書き、みたいなことをしている子が多いのですが、それだと全体を見渡せない。

最近の入試問題はいろいろ考えさせて「簡単に解ける」方法を用意している部分が多いので、それを見分けるには順々に全体の式を書きうつしていった方が効率が良いのです。

3.14の計算をするときは、絶対に式を書いた方が最後のまとめにもなりやすいし、式を書けば考えが進んでいく段階が確認できるから、ミスも見つかりやすい。

ただ、式を書くのは「面倒だ」と思っている子が圧倒的に多いでしょう。

しかし、入試は点数をとる勝負なので、ミスをしないことが最も望ましい。急ぐ気持ちはわかるが、時間をかけた問題の答えを間違えてしまうのが一番効率が悪いのです。

式を書けば、記述問題の対策にも十分なります。

出た答えが何かを書けば、立派な説明になる。

だから、とにかくこれからの勉強は式を書く、ということを徹底してやってください。

時間がかかっても、書きなれていけば、だんだん速くなる。

でも速くすることを目的にしない。

とにかく考え方を確認するために、「絶対に式を書く」ようにしましょう。

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第122回 せっかく早くやったのだから
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中学受験 算数オンライン塾

2月12日の問題
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答えを見たがらない子

「ぼちぼち、解説しまーす。」

子どもたちに問題を出して、まあ5分とか10分ぐらいで声をかけると、

「だめ!ちょっと待って!」

という子がいます。

問題集や過去問を解いていて、とっくに予定の時間を過ぎているから、

「そろそろ、答えを見たら?」

というと、

「まだ!!」

といって考えている子がいます。

こういう子は基本的に、効率の良い勉強をしていないのかもしれない。ある時間内にそこそこの問題を解く、という意識はまずゼロでしょう。

今、せっかく考えているこの問題を何とか解き上げたい。

つまりは負けず嫌いである、ということではあるのです。

こういう子どもたちは、後々伸びます。

根本的に何とか解いてやろうという気概があるから。その分、たくさんの問題は解けませんが、でもその間に頭をフル回転しているから、訓練にはなっているのです。

たくさんの問題を解いても、それを充分に考えていなければ実はあまり力はつかない。ああでもない、こうでもない、と考えているうちにいろいろな適応力が出来てくる。

今年は書き出したり、作業をする問題が多いというお話をしましたが、そういう力もこういう場面で培われていくわけだから、あながち悪い勉強法ではありません。

少なくとも「勉強はしている」わけだから、少なくともご家庭では本人が答えを見ようと思うまでは本人に任せてあげてください。

塾では、ぼちぼち、というところで切り上げてしまいますが・・・。

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濃度の問題
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慶應中等部二次発表
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ウチの子はいつか、やるよ

受験の結果はいろいろで、うまくいかなかったという場合もあるでしょう。

そういう時に親ががっかりしている姿を見ると、当然、子どもは落ち込みます。

まあ、そういう失敗もあるさ、と言ってもらえたら、まだましなのだが、まるで我が家がお通夜、みたいな雰囲気になると、本人が元気を出すわけにはいかない。

だって、本人に原因があると、当然、本人は思うわけだから。

もっと落ち込まないといけないのかな、と思っているうちに、どんどん落ち込む、ということが起こりうるわけです。

子どものやることがすべて見事、ということはありません。

失敗もたくさんしでかすでしょう。でもその中から学んで成長するのだから、失敗はある意味大事なのです。

ただ、そこから上手に立ち直る方法を導いてあげることは必要です。

私は良くお母さんたちに

「ウチの子は、いつかやるよ、と常に思っておられると良いでしょう。」

というお話をします。

我が子のことはやはり親が最後まで応援する、ということが一番大事。

多少の失敗があっても、いつか、やる子どもたちがほとんどなのです。だからそれを信じていればいい。

だからここは子どもたちのために切り替えてください。

元気を出して、次のステージに進みましょう。

ウチの子はいつかやる」んですから。

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まずはペースをつかむ
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2月10日の問題
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新学年が始まって

そろそろ各塾でも新学年が始動して、新~年という授業が始まっています。

これはまあ塾独特の表現かもしれません。要は今は5年生だけど、4月から6年生だから2月から3月末までを「新6年」というわけです。

で、ここ数年カリキュラムの前倒しが続いていく中で難しくなったのがピークの持っていき方。

早くカリキュラムが終わる、というのは当然、仕上がりも早くなってくる。

いろいろなことを覚えたり、練習する時間が長くなればなるほど、実は子どもが飽きてくる部分もあるのです。

長い演習や復習の時間があった方が良さそうな感じもしますが、それも程度の問題。

一度ピークを迎えてしまうと、それを維持する、というのは案外難しくなる。

だから、今のうちはあまり慌てないことです。

やはり本当に理解できているか、ということの方に視点は向けておいた方が良いでしょう。

新6年生はすでにもう受験カリキュラムを終えてしまったところもありますが、そうなると、1年演習する、なんてことが起こり得るわけで、それはやはりちょっと長いかな、という感じ。

やはり夏休み前に一応一通り勉強が終わった、ぐらいで大丈夫なものだから、とにかくあせらないことだと思います。

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とにかく気を付けて
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規則性に関する問題
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