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勉強をする約束をしたのに

計画を立てて、この時間は勉強する約束をしていた、としましょう。

ところが、ばっと部屋のドアを開けてみると、しっかりマンガを読んでいる。

「あなたの受験でしょ?」
「うん」

「勉強するのはあなたよね?」
「うん」

「塾に行きたいって言ったのはあなたでしょ?」
「うん」

じゃあ、なぜマンガを読んでいるの?

そこにマンガがあったから、でしょうね。きっと。

幼い子は、そういうコントロールができないから、勉強する時間が足りなくなるのです。では、どうやれば幼くなくなるのか。自分でもっといろいろな事を考えた上で決断するようになれば、いいわけです。確かにマンガを読みたい。しかし、明日塾で宿題を出さないといけないから、とか、明日試験があるから、とか、まあそういうことがいろいろ見えるので、じゃあ、ここはやはり勉強を先にやってからマンガを読もう(マンガを諦めるということはあまりないでしょうが)ということになるのです。

そういう力はいろいろなことを自分でやるようになって、身につくものです。いろいろな事に親が手を出してしまい、勉強だけやればいいというようにしても、そういう力はつきません。

部屋の掃除をしたり、自分の洗濯物を整理したり。

そういう始末が自分でできるようになれば、自分の時間の始末もできるようになってくる。だから、遠回りのようでいてやはり日頃の生活を自分でできるようにしていくことが大事です。


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