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面接の代り

面接を実施する学校は大分減ってきました。

面接をする時間は受験生にとっても学校にとっても負担になるし、3分ぐらい話したところで対策を立てている受験生にはそう違いがでるはずがない、という議論がある一方で、「会ってから入学させる」という方針を貫いている学校もあります。

で、面接で一番見たいのは、「これからの学校生活に問題がないか?」という点。例えば友だちづきあいはちゃんとできるのか?みたいなことを知りたいわけですが、話をしてみるとやはり「ちょっと変な子かな」みたいなことはわかっている部分がある。

一方、面接をしないが「人の気持ちがわかるか?」ということについてはやはりチェックをしたいという学校もあります。

では、どうやってそのチェックをするのか?

国語の物語文の読解をさせるのです。その答えを自由記述で書かせる。

登場人物の気持ちがわかれば、当然、他人の気持ちも察すことができるはずだから、学校生活に支障がないだろう、という視点があるわけです。

入試問題には実はいろいろな意図が隠されているのです。

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