深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸が、神経の腺と絡み合うようにある経絡の通りを良くして、結果的に神経の腺を、特に微細な神経細胞がある脳を刺激します。
日常的に長く吐く呼吸を行うことによって、絶えず脳の神経細胞を刺激して、脳の劣化、痴呆症になるのを遅らせます。
私は高齢者の痴呆症対策は、長く吐く呼吸を実践することが一番の方法ではないかと考えております。 薬の服用は必要は無いのです。
高齢者になる以前から、実は子供の頃から長く吐く呼吸が、脳の活性化の為にも良いと思っております。 もっと遡れば、お母さんのお腹の中にいる時に、父母が胎児に胎外の出来事を話しかけるようにして育てることが、またお母さんが胎児のことを思い浮かべながら、長く吐く呼吸を行なっていてくれていればと。
私自身の、はじめに大きく息を吸ってから出来るだけゆっくりと長く吐く呼吸を行う体験から、上記のようなことを改めて反芻してしまうのです。