ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅で無心になれと言われてもなかなかなれませんが

2006-05-24 17:20:27 | 座禅
 私達は、日常の生活に追われ、騒がしい中で一日があっという間に終わってしまいます。 夜、お風呂に入ってゆっくりし、寝てしまいます。 そんな毎日を送りながらも、ちょっと時間を作って静かに座禅をしてみます。
 逆腹式呼吸法を使いながら(呼吸に精神を集中させる)、暗闇の中でリラックスして座禅を行いますと、当然のように昼間の出来事や、抱えている問題に心が移り、なかなか無心にはなれるものではありません。
 ところが、息を軽く吸ってゆっくり吐く呼吸を続けていくうちに、雑念の一つ一つに答えが分かってくるから不思議です。 雑念のオンパレードばかりでは、余り感心しませんが、呼吸に集中しながらふーとよぎる雑念に対して、ああこのように考えればよいのだな、という考えに行きつきます。 よく考えると、その答えしかないようなものに突き当たるのです。
 静寂の中で、心を落ち着け呼吸に集中するから、普段では考えつかない答えが見つかるのかもしれません。