ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

今こそ長く吐く呼吸を始めて自己免疫力を高める時かも知れません

2020-05-19 03:22:12 | 逆腹式呼吸

ここでの長く吐く呼吸は、口を閉じて鼻だけで行う呼吸です。 生まれて以来、意識しなかった呼吸を、改めて意識をして長く吐く呼吸を行い、自分で意識しなくても自然と自己免疫力が付いてしまう呼吸法です。

一般的に云われている禅宗の腹式呼吸とは相違します。 禅宗の腹式呼吸では、はじめに息を吐き出し、同時に下腹からも吐き出します。

ここでの長く吐く呼吸は、子供の頃に行なったラジオ体操の時の深呼吸を思い出してください。 はじめに大きく息を吸います。 次にゆっくりと息を吐きます。 ここでの長く吐く呼吸は、吸う、吐く呼吸を、出来るだけ長く行います。 また息を吐くときに吐く息を、イメージで体の中へ吐き入れるのです。

イメージで息を体の中へ吐き入れるときには、自分自身で実感するために、あえて息音が聴こえるように吐き入れます。

大きく胸いっぱいに入るように息を吸います。 胸は膨らみ下腹は凹みます。 今度は出来るだけ長くゆっくりと息を吐きます。 イメージで息を体の中へ吐き入れるときには、吐く息は実際には、鼻から少しずつ出ていますが、あくまでも吐く息が、喉から気管支を通って胸に入り、そのまま下腹の方に入っていくことをイメージします。

自分では分かりませんが、イメージで吐く息を体の中へ吐き入れることによって、宇宙に無尽蔵にあるとされている気が、体の中へ入って行きます。 

私たちの誰でもが、お母さんのお腹の中にいた時に活発に行っていた、気の呼吸に近づいてきます。 イメージで吐く息を体の中へ吐き入れることによって、眠っていた経絡(気の通る路)を刺激して行きます。 

ここでの長く吐く吐く呼吸を継続的に行うことによって、経絡の気の通りを良くして、鍼とか灸で知られるツボの機能を向上させます。 ツボは中国の始皇帝の時代に、関心のある皇帝が人体実験をして、病気とツボの関係を調べたと云われております。

ここでの長く吐く呼吸を継続的に行うことによって、鍼灸師のお世話になることがなくなることも考えられます。 

ここでの長く吐く呼吸を継続的に行うことによって、自分では分からなくても自然と、自己免疫力が付いてしまうのですが。 自分で実践する気持ちがあれば、実践することによって、無料で自己免疫力が付くのです。

新型コロナウイルスに負けないためにも。



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