ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座っている座禅が楽しければ全てのことが楽しくなる

2013-02-25 06:56:07 | 座禅

 大学の級友の呼びかけで、思い切って始めた座禅(静功)が、こんなにも楽しく、色々なことを教えてくれるとは、思いませんでした。 我流の深呼吸の要領で、吐く息だけを出来るだけ長く吐く呼吸を行いながら、肩の力を抜き真っ暗闇の中で、ひたすら座って1時間。 

 これが私に、別な意味で楽しみを与えてくれ、またこれが貴重な私の財産にもなっているような気がします。 この貴重な財産を、出来ることなら一人でも良いから、分けてあげたいという気持ちで、ブログも書いています。

 座禅を始めた当初は、足のしびれも気になりましたが、時間とともに足のしびれも感じなくなり、日常的なストレスからも解放され、いつも自然体でいる感じがします。

 ただ静かに座っているだけが楽しいのですから、ほかのどんなことも楽しくなってきます。いつもいつも楽しいことばかりではありませんが、嫌なことがあっても、それを楽しもうとする感覚になってくるから不思議です。

 勿論、人間ですから、嫌なことは避けたいのです。 避けて通れれば一番よいのですが、いつも避けてばかりはいられません。 その渦中に入ることもあります。 そんな時そこ、楽しもうとするのです。 深夜の真っ暗闇の中で、静かに長く吐く呼吸を行いながら、意識を集中してただひたすら座っています。

 そんな時にも、ふと昼間の嫌なことが頭に浮かびます。 それを雑念と思わずに考えてみます。 すると宇宙の叡智が、こう考えたらどうですかと、サジェスチョンを与えてくれます。 天はあらゆる形で、私たちに試練を与えてくれるのです。

 その為にも、いつも明るく、前向きで、楽しむ感覚が大切なのです。



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2 コメント

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Unknown (のびちゃん)
2013-02-25 21:14:48
すばらしい考え方ですね。
なるほど、と思いました。
ありがとうございます。
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吐く息を長く吐くためには (龍之介)
2013-02-26 06:19:16
 吐く息を出来るだけ長く吐こうと思うと、大きく息をいっぱい吸ってから吐くのが自然です。
 出来るだけ極限まで息を吐きながらも、吸う、吐くの呼吸のリズムは、流れるように自然に行うことが、大切なのです。
 この長く吐く呼吸を行いながら、1時間座っているだけです。 長く吐く呼吸を行っていると、1時間はあっという間に、過ぎて行きます。
 1時間、毎日、続けることによって、その坐禅の楽しさ、逆腹式呼吸の楽しさが感得できるのです。
 私自身は、形にこだわるのは余り好きではありません。
 坐禅の楽しさを、自らの実践で感得していただきたいものと思っています。
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