ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座っているだけの座禅が楽しいので全てのことが楽しい

2013-03-24 15:38:41 | 座禅

 座禅を行い始めて大きく変わったのは、ただひたすら静かに1時間座っているだけの座禅が楽しくできるので、ほかの日常的な全てのことを、楽しくできる、楽しもうとする気持ちを、いつも持っていられるようになったことです。

 

 日常的には、いいことばかりではなく、嫌なこともありますが、それ自身を素直に受け止めて、嫌なことを、どうやっていいことに繋げていかれるかなどを、考えることによって、意外と局面が打開できることがあるのです。

 

 また全てのことを楽しもうとして、いつも微笑みを持てるようになった気がいたします。 自分の顔を鏡でいつも見ているわけではありませんが、全てのものに(動物や植物も含めて)、優しく接する気持ちに、なってきているような気もいたします。

 

 自分自身は、まだまだ我欲を捨てきれずにいますが、半身浴を行いながら90歳になってから書き始めたという、芹沢光治良さんの「神のシリーズ」を読みながら、心身ともに洗い清められ、またパソコンに向かいながらも、クラッシック音楽を聴きながら、胸の中心部になる心を痛く刺激し、なおかつ、深夜の清新なエネルギーが満ち溢れている中での1時間の座禅が、日常的なストレスから解放され、崇高な至福感を感得することによって、徐々に変わってきているのかもしれません。

 

 いずれにしても、座禅が楽しく感じられるのは、幸せなことに違いありません。

 

 今日は、朝早くから家族4人で、秩父まで両親のお墓参りをしてきました。

お墓を掃除してからお花をあげ、父が好きだったお酒(日本酒の武甲)とお饅頭をおいて、お線香が消えるまで、お墓の前で過ごします。 お線香が消えたらば、掃除をしてから帰ります。 もう既に36年以上が経とうとしています。

子供たちには、お墓参りをするのが当たり前だという意識を、知らず知らずのうちに身につけているはずでしょう。



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