私たちは今までの社会生活を通じて、自分の考え方が作られてきていますが、それが自分の既成概念を形成しています。 他の方の意見を聞いて、それが真実であるか本当のことを云っているかを見極める時に、ややもすると自己の考え方に固執しがちです。
歳をとればとるほどに、なかなか自分の既成概念の穀を、破れないものです。 この時、ちょっと謙虚さがあれば、もう一度振り返って考えてみれるものです。 また自我の主張を少し抑える時間を持てば、素直に考えられるものです。
残念ながら相手から強く主張されればされるほどに、肩に力が入り反発する力だけが目立つようになってしまいます。 その時ほど、普段から肩の力を抜いて、何事も自然体で向かう姿勢が大切です。
私も様々なことに出会ったときに、上記のような姿勢を保つことが出来るのは、これまでの長く吐く呼吸を通した座禅を行って来たおかげかもしれないのかなあと、ふと思ったりするのですが。
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