中国は好きな国のひとつでした。 息子が中国へ勉強に行きたいと云った時には、街中が近代化されていた上海を除けば、何処でもいいよと言って、結果的に西安に行きました。 滞在中には休みを利用して、敦煌などのあちらこちらへ行ったようでした。
私も北京や西安を見学して、道端で売っている焼き菓子などを食べました。 ホテルに帰ったら中国人のガイドの方が、お釣りでもらった紙幣を見て、多くの人々を経た紙幣なので、きちゃないと云っていたことを思い出します。
また公園などにある便所を見て、改めて異国のトイレ事情が分かったような気がしました。 それでも万里の長城や古代皇帝が造らせたと云う遺跡等を見学する事により、その奥行きの深さに感動もし、愛着も覚えたほどでした。
然るに最近の中国の在り方を報道で知ることにより、残念ながら利益の追求の為になら、何でも実力行使を行うと云う事実から、国としての魅力がなくなって来ているように感じます。
南シナ海における軍事拠点化も、海底に眠る資源確保のために、国土を広げる為には何でも行うという姿が、丸裸状態でむき出しです。 日本近海の行動も同様です。
長年行っている座禅を通して、いつか中国に渡って老子や歴史的人物の足跡を、追ってみたいと思ってはいたものの、魅力がなくなってしまったり怖さも手伝って、行ってみたいという気持ちも、薄らいでしまっています。 残念ながら。
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