ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅が楽しいことを、どのように分かってもらえるだろうか

2009-11-02 20:34:26 | 座禅
私は、深夜に行う1時間の座禅を通して、みんなにどのように伝えたら、よいだろうかと考えるのが私の雑念のひとつです。 座禅というと仏教の修行や精神修行のような雰囲気がありますが、私自身は座禅が楽しいので、毎日行っているのです。

 自宅で行うひとり座禅の良さは、自分の生活のペースに合わせてできるので、拘束されるものは何もないのです。 自分でその意思さえあれば、いつでもどこでもできるのです。
 何も胡坐を組んだ座禅だけではなく、寝ながら上を向いての呼吸法も最高です。 息をゆっくり吐いているうちに、自然と眠ってしまいます。 眠れぬときには、寝ながらの呼吸法を行うに限ります。

 事務所でちょっと目を瞑って、肩の力を抜いて逆腹式呼吸を行います。 5分でも10分でもよいのです。 その積み重ねが、自然と意識する呼吸が、無意識にできる呼吸に変わっていくのです。

 息をゆっくり吐く呼吸を、リズムよくできるようになればしめたものです。 座禅の時には、吐く息だけに意識を集中すれば、雑念の起こる余地はなくなるのですが。 また静かな中での座禅は、体にちょっとした変化でも、微妙に感じることができます。 はじめのうちは、興味本位で座禅を行うことも、よいとは思います。 

 座禅の本当のよさが分かってしまえば、後はこっちのものです。 座禅を通して自身が何を感じ得る(感得)かは、本人しだいです。 呼吸法を、座禅をぜひ一人でもよいから、楽しんでもらいたいと、いつも願っております。


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