ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

吐く息をイメージで体の中へ吐くが入らなくなったことがあって

2017-09-08 00:44:50 | 逆腹式呼吸

口を閉じ鼻だけで呼吸を行います。 私は一般的な腹式呼吸のように、はじめに息を吐き出すことはしません。 生まれて初めて行った胡座を組んでの座禅-静功の時には、幸いなことに一般的な腹式呼吸を知りませんでした。

出来るだけ長く息を吐こうと思えば、はじめに大きく息を吸うのが自然と考えていました。 従って深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く息を吐いておりました。 息を出来るだけ長く吐こうと思った時に、自然とイメージで息を体の中へ吐くようになっていました。

毎晩、隣室で家族がテレビを見ている音が聴こえてくる中で、部屋を真っ暗にして1時間、胡座を組んで出来るだけ長く吐く呼吸を行っておりました。 体の中へ入っていく息を追いながら、そのことだけに息を集中して静かに座っていました。

すると1ヶ月半ぐらいになったときに、いくらイメージで体の中へ息を吐いても、入って行かなくなった時があります。 どうしてだろうと思いながらも長く吐く呼吸を続けていると、突然プーンと焦げ臭いような臭いがして来ました。

後に反芻すると、当時、体の一部に不具合部分があり、その部位と関係する経穴(鍼とか灸のツボ)が詰まっていて、長く吐く呼吸、イメージで体の中へ吐く呼吸によって、その経穴が開いて溜まっていた悪い気が、排出されたんだと感得しました。

イメージで吐く息を体の中へ吐くことによって、経絡(気の通る道)の中へ宇宙の気が入っていくのを知り、またそのことが結果的に経絡の気の通りを良くすることを感得したのでした。



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