ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

夜の明かりで集まった蝉が疲れ果てひっくり返っているのを手に持って放しますが

2017-08-26 06:55:53 | 自然

今年の夏の気候は何時もとは違います。 7月は連日、35度を超える天気が続いたと思ったら、8月は連日の雨でした。 ここに来て、やっと残暑らしくなって来ました。

少し肌寒い雨の中で、しきりと場違いに最後の鳴き声を出していた蝉も、やっと本来の暑さの中で鳴いております。

朝出かける時には大抵、数匹の蝉が仰向けになって、転がっております。 私は何時も拾い上げて、飛んで行けと云いながら上に向けて放します。

殆どの蝉が、夜間の明かりの中でバタつかせて疲れ切ったであろう体を、精一杯、空に向かって飛び出します。 この後、何処まで飛んで行って、最後の安住の地にするのでしょうか。

僅か1週間ぐらいの命を、鳴いて鳴いて静かに地に果て、小さな虫たちの餌になって循環するのですが。 蝉の鳴き声は、うるさいと云うよりは、これからは涼しくなりますよと云う季節感を、感じさせてくれるものです。


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