私にとって明石にいる従姉弟たちは、殆ど兄弟に近い従姉弟といっても、過言ではありません。 母の姉さんが嫁いだ家が、明石の海岸から100mほどのある旧街道に面したお米やさんでした。
叔母さんは後妻でしたが、先妻が従姉妹であったので、先妻の子供たちも私とは血がつながっている関係です。
子供の頃は、7月21日になると8月31日まで、いつも明石で過ごしました。 10時ごろになると、ちょっと海パンになって海まで遊びに行き、お昼ご飯を食べたら、また海に行って遊びます。 午後3時ごろには帰ってきて、仲間と空き地で遊びます。
地蔵盆になれば、みんなとお米を持って、地蔵盆めぐりをして世話役の方から、お菓子をもらいます。 盆踊り大会には、「よいとこまかせのー」などと声を出しながら踊ってもいました。
遊びの毎日でしたので、宿題は殆どできないような状態であったと、記憶しております。
春が近づくと、明石の家の周辺では、それぞれの家で、いかなごのくぎ煮を作る匂いが充満しているといいます。 私と同級生の従姉弟が明石港のすぐ前で住んでおり、最近はいかなごを朝早く買いに来る人で、行列ができるようになったといいます。
こちらにまで、いかなごのくぎ煮を作る匂いが、するような感覚になります。 早速、家族でいかなごだけで、ご飯を頂きました。 何となく市販のものより美味しく感じるのは、気のせいでしょうか。
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