吐く息を出来るだけ長く吐き、吐く息を体の中の下腹にある臍下丹田に向けて吐きながら、静かに座禅を行っていますと、いつの日にか、水に潜った時に感じる脳がシーンとした感覚を感得することになります。
私は、「無」のイメージをしながら、座禅を行った時に感じました。 無限に広がる宇宙に、自分ひとりがポツンといるというイメージです。 自分の存在が広大な宇宙に比べれば、殆んど皆無に等しい、否、限りなくゼロに近づくという意味で、「無」のような状態になるのでしょうか。
宇宙ステーションから地球が、映し出される映像を思い出します。 大きな地球、青い海が見え茶色い大地と白い雲が見えます。 イメージで、地球からだんだんと離れて行き、地球がバスケットボールぐらいの大きさに見えるようになりました。 更に離れて行きピンポン玉の大きさぐらいになりました。 更に離れて行き点でしか見えなくなりました。 更に離れていくと、もう殆んど何も見えなくなりました。 気がついてみると、無限に広がる宇宙に自分ひとりが、ポツンとそこにいます。
すると、脳が「シーン」としてきます。 子供の頃に、水の中で潜ったときの感覚です。 よく考えてみると、私たちは誰もが、お母さんのお腹の中で羊水に囲まれて生長してきたのです。
私は、この脳が「シーン」となる感覚の時に、宇宙の叡智とつながりが出来るのではないかとも思うのです。
おはようございます。
普段は会社からのメールは厳に謹んでおりますが、今日は会社のメンバーも全員外出しており小生一人が留守番と云う気楽さもあり、会社のLANから離れてメールさせて頂いております。
今日のブログは僭越ながら素晴らしいご知見だと感服しました。小生自身は未だ具体性をもっての理解はできませんが、文章として読者を惹きつけ最後まで読ませる内容だと思いました。
小職も大兄のような境地に達するべく、日々仕事や私生活を通じ精進して行きたいと改めて感じ入ってる次第です。又、コメントさせて頂きます。谷口浩拝
友人の伊倉さんは、座禅は行ってはいないようですが、寝ながらの逆腹式呼吸は行っているようで、ぐっすり寝られるという話を、してくれます。
ご自分の生活のリズムの中で、楽しんでください。 期待しております。