私は17年ぐらい前の大学の大月での泊まりがけのクラス会で、千葉に住むK君から、今度、私が住む多摩センターで気功の静かな功である静功の会に、参加する事になったという話を聞きました。
別に誘われた訳ではなく、話を聞いた程度だったように記憶しているのですが、丁度その頃胸にちょっと違和感を感じていて、知り合いの看護士の方に、どこの病院で検査をしたら良いかを聞いていました。
聞けば入会金も一月の参加費も決して安くはなく、迷った挙げ句に思い切って参加する事に決めました。 本屋さんで気功の入門書のような本を買ってきて、何となく自分なりに初めての会に参加しました。
中国からの留学生が先生でしたが、先生の話はそこそこに真っ暗な部屋で、何も分からないままに無我夢中で深呼吸の要領で、長く吐く呼吸を行っていました。 その先生は意念派と呼ばれる方で、決して呼吸のことは一切話してはいなかったのですが。
1時間になる少し前に、頭のてっぺんが電子の輪の帽子を被ったような状態になったのです。 そんな体の変化があったことから、何となく昼間のちょっとした時間を利用して、軽く目を瞑り肩の力を抜いてリラックスし、立っていても椅子に座っていても、深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を、いつの間にか吐く息を体の中へ息を吐いていました。
夜は一年前から行っていた半身浴を行って、十分、体を温めてから薄い座布団をお尻に敷いて普通の胡座を組んで、隣室で家族がテレビを見ている音が聴えてきますが、部屋を真っ暗にして長く吐く息だけに、意識を集中して1時間座り続けました。 毎日。
すると1ヶ月半でぐらいになったある夜 自発動という気が勝手に動く状態を伴い ながら 下腹の臍下丹田が心臓のように動き出したのです。
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