犬（動物）と話ができるんです

　先日、テレビで米国人の女性が日本の団地住まいのお年寄りの要請で、目の見えない老犬と話をして、自分に何を言いたいか、何をしてもらいたいかを聞いてほしいとの事で、その成り行きを放映しておりました。
　幼くして目があまり見えなくなって段ボール箱で捨てられ、近所の子供たちが拾っているのを見て、そのお年よりは団地の人たちに一軒一軒回って了解を貰い、団地の一角にフェンスをして飼うようになったとのことでした。　自分も犬も年を取ってきていつ亡くなるかも分からないので、その前に一度話を聞きたいということで動物と話ができる女性の登場となりました。
　4年ほど前までは目がぼんやり見えていたことや、雷が怖いので雷が鳴ったらそのお年寄りにそばに来てほしいことなど（ほかの犬がほえてもほえることなく雷が来たときだけそのお年寄りに訴えるようになくとのことでした）、フェンスの中を足も弱ってきているらしく、心もとない感じの中で会話をしておりました。
　一度生を受けたものを、ないがしろにするようなことは反省しなければいけないと感じました。