ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

逆腹式呼吸は深化の過程で肺呼吸から気の呼吸へ変化する

2011-12-29 08:44:36 | 座禅

吐く息を出来るだけ長く吐き、吐く息を体の中へ吐く呼吸を続けていきますと、生来、持っていた機能を取り戻します。

 意識しなかった呼吸を意識し、体の中へ息を吐く呼吸を自分自身で体感するために、吐く息音がよく聴こえるように吐きます。 日常的に、ちょっとした時にも体の中へ吐く呼吸を行います。

 そんなことを繰り返しながら、坐禅の時に逆腹式呼吸を行なっていますと、普段の生活の中で、吐く息が体の中へ入る呼吸を行なっている自分に気がつきます。 私は家族から、うんうん言ってうるさいわね と何ども言われた経験があります。

 体の中へ吐く呼吸に慣れたら、今度は、出来るだけ静かに殆ど息音が聞こえないように吐きます。 吐く息は、実際には鼻から出ているのですが、慣れてくればくるほど、息をしているかどうか分からなくなってきます。

 ある時、ふと息をしていない自分に気がつくのです。 これは結果であって、そのことを意識してはならないのです。


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