ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

白隠禅師から学ぶ寝ながらの養生―病気の克服

2011-02-27 10:34:09 | 

 私は現在、大腸の憩室炎から発症して、S状結腸と近接する膀胱とがくっついて、蝋孔という穴が開いてしまった状態になっています。 細菌の巣窟である大腸と、殆んど無菌状態の膀胱が、つながってしまったのです。

 3ヶ月に1回の割合で検診し経過観察中ですが、とりあえず何も異常がない状態になっています。 憩室炎になった当初は、尿が出なくなったりしましたので入院治療を行いました。

 改めて人間の体の不思議さに、驚くばかりです。 体の異常があれば、直ぐにそれに対して順応しようと、体自体が対応してくれるのです。 

 私自身は深夜の1時間の座禅を行っていますが、特に今までは体の異常に対しては、これといったことはおりませんでした。 そのままで良いとは思ってはいませんでしたし、自分のために気を使うことが、よいことではないという考えがあったのです。

 白隠禅師の寝ながらの内観法や、軟疎の法を思い出し、寝ながらの病気の克服を行ってみようと、思い始め実践することにしました。 たまたま最近になって、足の裏が無意識のうちに、鼓動を始めたことも影響しております。

 上を向いて足を広げ、両手を体から離して軽く握ります。 私は座禅を始めた当初は、両手をそっとお腹の上に置いておりました。 今は手や足が体に触れていると、熱くなってしまいますので、離しております。

 目を瞑り吐く息を出来るだけ長く吐きながら(私は今は胎息という気の呼吸を行いながら)、宇宙の清新なエネルギーで、膀胱とS状結腸との間の穴を癒し、穴を塞いで下さい、と念じます。 更に膀胱とS状結腸の穴の先端部分の細胞が活性化し、増殖し、穴を塞いで下さいと念じます。 これを繰り返し行います。

 すると体の内部なのですが、気がその患部に集まり、具体的にどこが具合が悪いかが分かります。 どのような変化があるか分かりませんが、寝る時だけですが続けてみようと思っております。


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