座禅を行う時に、お坊さんが眠気を覚ますために、警策棒で参禅者の肩をたたくのを、ごく当たり前のことと、捕らえる方々が多いようですが、座禅の時に私たちが座禅に意識が集中していれば、不要のものです。
私が都内の座禅者が多く集まるお寺に参禅したときには、5分も経たないのに、肩を叩いてもらっている方が、多くみられました。 全く肩をたたかれるのが、ファッションであるかのような感覚みたいでした。
30分ぐらいの座禅時間で、眠くなるようなことであれば、座禅の作法、方法が悪いのであって、考え直してみる必要があります。
静かに意識が集中している時に、警策棒で肩をたたかれでもしたら、気が変になってしまいます。 近くのお寺に参禅した時、いきなりお坊さんが大きな声で、叱責する声がしたときがありますが、その時もびっくりして気がおかしくなりそうで、静まるまでに相当な時間がかかりました。
いずれにしても、静かに長く吐く息に、意識が集中していれば、警策棒は不要なのです。 ましてや「警策なくして座禅なし」などという言葉には、あきれてしまいます。
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