私は、どの様な立場、関係であろうと、人間はそれぞれ対等であると思って、毎日の生活を送っております。 ある会社の社長さんと話す時、或いは社員の方に話すとき、現場で働く方と話す時、お店で働く方と話す時、どんな立場の方と話す時も、一人一人丁寧な話し方をします。 人によって話し方を変えるのは、はっきり言って疲れるのです。 寧ろ誰に対しても、ごく自然に接しているほうが、その都度、顔色を見る必要がないので楽なのです。
その意味で、我が国の行政の長である安倍晋三首相にも、その執行に当たっては、私たちの国民の前では模範を示して貰いたいところです。 私は人間・安倍晋三さんが好きな、愛すべき方だと感じておりますが、残念ながらこれまで開かれていたしました国会質疑での対応を見ていると、自らの閣僚や補佐官、内閣人事局で人事を統括する立場を利用して、はっきりと嘘と分かるような答弁をさせております。
私たち国民をバカだと思って国会答弁を続けてきたのですが、テレビ放映を見ていて、少なくとも都民の方々は、先日の都議選で自民党にノーの判断をしました。 安倍政権の内閣支持率も急減し、安倍さんも対策に内閣改造を行うことによって、支持率の回復をするべく、動き始めているようです。
これまでの新聞報道やテレビ放映を観ていて感じるのは、政権側の立場に付く方々の意見です。 公正な執行を大切にせず、何が真実かを追求しない方々が、炙り出されております。
私は倫理法人会の推薦で、それまで読んでいた毎日新聞を止め、産経新聞を読むようになっております。 日本を愛する立場で論説する文章が並ぶのは良いのですが、必ずしも公正で中立的な議論をする方は、残念ながら少ないのです。
森友問題や加計問題で、何故そんなに騒ぐんだと云う論調でいる正論学者には、がっかりさせられます。 支持率低下を挽回しようと、安倍首相は閉幕中審議に出席されて、答えようとしておりますが、どんな猿芝居を見せてくれることでしょうか、期待しております。