先日のテレビで、サッカーのジュビロ磐田の前田遼一選手の昨年に、スランプに陥り、9試合も無得点で過ごし、何をやってもどうしようもなかった状態を、映像を通して、その脱出経過が表現されていました。
スランプに陥る前は、毎試合のように得点を重ねて来ただけに、色々と試行錯誤があったようでした。
全日本の選抜メンバーで呼ばれて、ザッケローニ監督から練習中に注意を受けました。 自分が囮になるように動いて、ほかの人のチャンスを作るようにしなさいと。 練習試合で何ども繰り返し練習することで、その監督の言わんとするところを把握してから、スランプが嘘のように、再び得点に絡むようになったのです。
それまでは、何とか得点をしようと、単独の動きしか無かったということでしょうか。
前田選手が、最後に一言、「人間はスランプを通して伸びていく、その伸びしろは大きい」 と話していました。 私たちの日常生活でも、同じようなことが云えるような気がしました。