ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

息を吐き切る寸前で軽く息を止め又大きく息を吸う

2013-01-19 10:37:51 | 逆腹式呼吸

 座禅の時には、吐く息を出来るだけ長く吐きます。 息を全部吐き切る感じで吐きますが、全部吐ききろうとすると苦しくなりますので、その寸前に軽く息を止め、また大きく息を吸います。

 吐く吸うの一連の流れは、無理をしながらも、あくまでも自然の流れのように、行う必要があります。 この感覚は、実際の呼吸を行う中で、自分自身が感得することが大切です。

 長く吐く息は、体の中の下腹にある臍下丹田に向けて吐きます。 臍下丹田は下腹のお臍のちょっと下辺りにありますが、普通の方はどこにあるかは分からないとは思います。

 私自身も、どこにあるのだろうと思いながら、いつもひたすら長く吐く呼吸を行なってはいました。 現在では、いつも動いているのが自覚できますが、心臓の動きよりも,よくわかります。