ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

半身浴、歩く、足芯呼吸で糖尿病も改善されるのでは

2010-09-02 07:04:18 | 座禅

 昔、仕事仲間が若いのに、インシュリンの注射を打ちながら、毎日の生活を送っている姿を見ていても、大変だなあと思うぐらいで、それ以上は深く考えませんでした。

 最近になって、身近に糖尿病で足を切断したとか、インシュリンの注射を打ちながら、飲酒してお付き合いをしているとか、軽度の糖尿病ながら、ただ薬の服用だけで、運動などのそれ以上の行動を起こさない友人などを見るにつけ、関心を持たざるを得ない状態になっています。

 私自身も20数年以上前に、雨が降らない限り毎朝6時から9時ごろまで、近くのテニスコートで、くたくたになるぐらい汗をかいて、硬式テニスを行なって以来、運動は殆んどしておりませんでした。

 健康診断であらゆる数値が、限界を超え始めようとしているのを見て、何か体を動かすことを考え始め、毎日、自宅から事務所まで歩くコースを、ちょっと遠回りして駅前の中央公園を1周してから、事務所まで行くことを実践しました。 

 いつも深夜に静かに胡坐を組んで、座禅を1時間行っていましたが、改めて歩き始めて、足の裏を適度に刺激し、気持ちの良さが伝わってきました。

 考えてみますと、生命の飢餓対策として、不要のカロリーを脂肪として体内に取り込む構造になっている以上、運動量が減っているにもかかわらず、若いころと同じような食事をしていれば、自然と体重も増え、なおかつ体内脂肪が増えるのは、自明の理なのです。

 半身浴でお風呂に入り、眠っている体内の内臓を活性化し、歩くことにより適度な運動を行い且つ足裏を刺激することにより、足裏のツボとつながる内臓を刺激し、寝ながらの足芯呼吸によって、心臓から最も遠い足の指先の老化を防ぐことが、大切ではないかと感じたのです。

勿論、運動量を配慮しながら、食べ過ぎないことが肝要です。