ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

吐く息をゆっくり吐くことにより体に微妙な変化をもたらす

2009-11-24 08:11:09 | 座禅
意識しなかった呼吸を意識し、吐く息を出来るだけ長く吐くことによって、今まで眠っていた経絡(気の通り道)を目覚めさせ、静かに座禅を行うことによって、私達の体に微妙な変化をもたらします。 私自身は何も分からないままに、生来行ってきた胸式肺呼吸を、ただ吐く息だけを出来るだけ長く、無理をしない範囲で自然をモットーに呼吸を行っていました。

たまたま初めて行った1時間の座禅で、頭のてっぺんにある百会が活性化し(後から分かったことですが)、電子の輪が頭全体をすっぽりと、かぶるような感覚になったのです。 何だろうと思いながら、翌日からありとあらゆる時間を使って、目を瞑り吐く息を出来るだけ無理をしない範囲で、ゆっくり吐くような練習を行っていました。

電車の中で座りながら、背もたれに背中をつけないようにして、肩の力を抜きリラックスして、吐く息を出来るだけゆっくりと吐いていました。 テレビの前でも、目を瞑り音だけを聞きながら、呼吸法の練習をしていました。

体の中へイメージで息を吐きますと、自分がイメージするような感じで、体の中を流れる気が動いてくれるのも、感じるようになってきました。 ものの本を読み、光のイメージや無のイメージ、蓮の花の上で座禅をするイメージをはじめてみました。

すると、私自身の体に微妙な変化を与えてくれたのです。 そんな体の微妙な変化を楽しみながら、ひたすら座禅を行っていきました。