ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

結果を求めずただひたすら座禅を行うことが大切

2009-11-23 11:42:40 | 座禅
私がこのブログ上で、吐く息を出来るだけ長く吐くことを続けることにより、体に微妙な変化を与え、その結果として様々なことを感得できることを書いてきましたが、私自身は、何も分からずにただひたすらに座禅を行っていました。

自分の体験から、普段行っている胸式肺呼吸を、ただ吐く息だけを出来るだけゆっくり吐くことによって、自分でも知らず知らずのうちに、胸式肺呼吸が逆腹式呼吸になっていたのです。 吐く息を出来るだけ長く吐こうとした時、大山倍達の「空手バカ一」という映画を思い出し、息を吐く時に呼気が聞こえるように、また体の中へ息を吐く感じを思い出していました。

体の中へ息を吐く感じを自分自身で実感するためににも、息音が聞こえるように吐いていました。 呼吸法を伴う座禅をはじめて満3週間が過ぎた時に、友人からの座禅会座禅会声かけではじめた(静功会静かな功)で、お前さんの息音がうるさいよ、といわれたため、それ以降は出来るだけ息音が聞こえないように、行うこととなりました。

今振り返ってみますと、吐く息を体の中へイメージで吐く呼吸が、逆腹式呼吸という自己免疫力を高める呼吸を、自然と行っていたことになります。 何故、逆腹式呼吸が自己免疫力を高めるかについても、自分自身が座禅を通して感得することになります。

私は生まれて初めて座禅を行った時から、座禅時間は1時間は行っていました。 体の中を流れる気の動きから、45分から1時間しないと、脳を刺激する仕方が優しくならないのです。 30分の座禅では、まだまだその動きは堅いのです。 30分では野球で言えば肩慣らしの時間なのです。 30分では一向に上達することは望めません。 1時間の座禅時間は必要なのです。