ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

サブプライム問題とは誰がババを持つか分からぬトランプ

2008-03-19 12:07:10 | 社会・経済
 ネットの記事に表題のような内容の文章がありました。 所得や資産が多く返済能力の優良顧客(プライム層)向けのプライムローンではないという意味で「サブプライムローン」と呼ばれ、審査が甘く簡単に融資が受けられる分、金利は高く設定されています。 しかも金利は当初は通常よりも0.1~0.6%上乗せして貸し、2~3年後には上乗せ金利が、3~6%に跳ね上がるといいます。

 経済が個人の所得も上がり、物の価値がインフレ傾向にあれば、何かあれば売却すればよいということで、スタートしたようです。 サブプライムローンの債権を証券化し、なおかついろいろなものを取りまとめて複雑にして設定されているので、債権を買った人たちは、はじめはそれなりの利潤が上がってきたようです。

 よく考えてみますと、もともと所得の少ない人たちばかりの債権ですから、上乗せ金利が上昇する数年後には、立ち行かなくなるのは、誰の目でみても明白のことだったように思います。 今や、サブプライム問題は、世界経済を混乱に陥れていますが、世界中の銀行や証券の金融会社は青息吐息の状態です。

 バブルのときもそうだったように、大部分の人が損するなかで、一部の人がひそかに儲け、ほくそえんでいるに違いありません。 それは一体誰なんでしょうかねえ。