ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

米国のイラク参戦を盲目的に賛成した小泉元首相の責任は

2008-03-15 07:41:36 | 社会・経済
 先日、米国のブッシュ政権のイラク攻撃の主目的とされた、フセイン大統領と国際テロ集団アルカイダとの結びつきについて、報告書が提出され、フセイン大統領とアルカイダは結びつきが無かったと、結論づけられました。

 私はブッシュ大統領の話には、当初からおかしいのではないか、むしろ米国の軍需産業からの圧力から、イラクに参戦したのではないかと感じていました。 ところが、小泉元首相は盲目的に、ブッシュ大統領の言い分を丸のみにして支持してしまい、おまけに、米国のいう市場開放や郵政民営化(小泉さんの持論と日本のへそくり貯金の取り崩しー米国の狙いが一致してしまった)を、やすやすと受け入れてしまったのでした。 その点については、今は議論になってはいませんが、小泉さんの最もまずい失政だったのではないかと、思っております。

 時の竹中平蔵財政担当大臣の功罪も、糾弾されるべきと感じています。 時折、竹中さんの評論を読むことがありますが、もっともらしいことが書いてありますが、改めて小泉さんと二人三脚で進めたいわゆる小泉改革に、疑問符を感じてなりません。

 米国の次期大統領選挙の予備選挙が始まり、ブッシュ以降の大統領に期待がふくらみますが、我が国の政治に対しては、小泉政権で失ってしまったものを、もう一度考え直して取り組んでほしいと、国会運営のねじれ現象をみながら、思っております。