ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

木造住宅耐震セミナー

2008-03-08 20:38:59 | 文化
 昭和56年に木造住宅の耐震基準が大幅に変わり、それまでの必要壁も1.5倍になり壁の種類による耐震強さを、詳細に決められました。 国土交通省や東京都でも、大震災に備えて耐震化に力を入れ始めています。

 私たちのまちでも国の施策に基づいて、特に昭和56年以前に建てられた対象住戸あてに、ダイレクトメールを送りセミナーの参加を呼びかけ、今日第2回目のセミナーの開催がありました。

 考えてみれば、太平洋側からと日本海側から地殻が変動し、そのひずみで地震が起きてしまうのが、自然の厳しさです。 いつ地震が起きてもおかしくない国土の上に、私たちは生活をしているわけです。 たくさんの温泉があるのも、当たり前なのですが。

 活断層も大きな橋を作るときの地質調査で、私たちの近くにも存在していることが分かっています。 できることなら、少なくとも自分たちは、その活断層の近くには住みたくはありません。 たとえ300年に一度の地震でもです。

 高齢化や核家族化の中で、子供たちも家から出てしまい、高齢者のみの住宅が多くなってきています。 子供を呼び寄せるのか、家を新しく改築するか、はたまたいっそうのこと家を売ってしまって、新たにマンションでも住もうかと考えているかたがたが、増えているのも現実です。

 セミナーを通して、改めて日本の風土や自然条件、木造での建造物のことを考えてしまいました。