glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

矛盾

2010-09-15 10:52:56 | 家族・友人・私
 先日早朝、ウッドデッキの端に必死でしがみついているアゲハ蝶を発見しました。瀕死の重傷かと思いどうせ死ぬなら緑の葉の上で死なせてやりたいと小枝で移動させようとしたら動き出し、逃げ回り、やがて軽やかにひらひらと空に舞い飛びました。生まれたばかりでまだ羽が乾いていなかったのだろうと推測してほっとすると同時に思わず苦笑いをしてしまいました。

 と言うのも、小さな二本の木があるのです。一本はゆず。まだ一メートル足らずです。いま先の若葉が噛み取られ先っちょうは裸の枝だけで、またやられたかと悔しく思っています。もう一本は山椒。山椒は友人から貰った時は80センチほどでしたが今は50センチあるでしょうか。どちらの木にもアゲハが卵をうみます。気がつくとゆずにはこげ茶色の幼虫、山椒には暗い緑色の幼虫がいるのです。気がついた時は木を守りたくて枝ごと切って庭の隅に放置します。もし運が良ければ成長するでしょうし、運がなければ・・・。
 残酷と思うのですが・・・。

 でも、生まれた蝶を見ると快適に生かしてやりたいと思うとはこれは矛盾していますよね!
コメント (2)
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