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生きること:過去と未来とエスペラントと

Libera folio

2010-09-10 10:08:12 | エスペラント
 夕べ調べ物をしていたら偶然 Libera folio の9月4日版にたどり着きました。Lebera folioと はインタネット版エスペラント新聞です。記事は世界エスペラント協会事務局長の Osmo Buller がヴェトナムで平和と友情のメダルを授与されたと伝えていました。彼は2012年にハノイで開催される世界大会の為に大会を運営するクレイと一緒にヴェトナムに行っていたのですが・・・。
 理由は学生時代、アメリカに対抗してヴェトナム戦争を援助する為に募金活動をしたことだそうです。

 このニュースについてヨーロッパのエスペランティストの反応が紙上論争形式で色々書かれていました。エスペラントの用事で行ったのに個人的受賞はいかがかと言うものや、国家に利用されエスペラントの自主性が保てなくなる恐れがあるとか、いや、めでたいという意見やまあ、色々です。ヨーロッパ人は本当に議論が好きですね。私たち日本人はこんな時どう対応するかと考えてしまいました。こんなニュースすぐに忘れられるでしょうし、たいした問題じゃないと大方の日本人は思うだろうなどと考え、白と黒をはっきりさせたいヨーロッパ人と、灰色決着させてしまう日本人の習性の違いを垣間見る思いでした。
 日本人がヨーロッパ人の議論についてゆけないのもこんな習性のせいかもと思ったりしました。

 文字を拡大して夢中で読んでしまいました。本を読むのも良いですが、こんな白熱の議論を読むのも面白いですね。興味ある方は読んでみてください。


http://www.liberafolio.org/2010/osmo-buller-ricevis-vjetnamian-medalon
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