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生きること:過去と未来とエスペラントと

日本エスペラント大会(1)

2021-09-19 07:16:52 | エスペラント
 【広島の話は重い】

 
 切明千枝子さんの話

 広島第二女学校の生徒だった時に被爆した切明さんが’19年、90歳の時に高校生に話した録画にエスペラントの字幕がつけられたののでした。
 彼女の話はとつとつと事実を語っているだけでしたが、それだけに戦争とは何かを考えさせられました。

  広島が軍都であったこと(兵器廠などの軍需工場があった)、中国など大陸にに兵隊を送りだす前線基地であった。兵士だけでなく軍馬・軍用犬・軍事通信用の鳩なども多数送り出した。これの生き物は帰ることは無かった。植えた兵隊の食料となったもの見た。
 日本の原爆被害者としての立場だけではなく、日本の加害者としての立場も、明治以降の広島という町の発展と絡めてしっかりと話しておりました。淡々と語る被害状況に丸木夫妻の原爆の図を思い出し涙が流れました。

 彼女は現在は戦前の世相を感じさせる。平和とは意識して守らなければ崩れてゆく、若い人には若い人なり平和を守る方法があるだろうだろうと語りかけていました。

広島散歩

 広島のエスペランティストたちが慰霊塔など原爆とかかわりのある所を訪ねて、エスペラントで説明してくれました。
 今年は本当に暑かったです。大変だったでしょう。現地行きたかったですけれど、これほど歩ける体力が残っているかどうか!
 広島のみなさん、ありがとうございました。

 途中で、ネパールや、ポーランド・アウシュヴィッツのエスペランティストたちなど外国からのチャットもありました。ネットだからできる技なのですね。
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