glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

原発輸出促進

2013-06-17 10:20:35 | 平和
 阿部首相はポーランドやチェコに原発を売り込むために懸命な努力をしているとニュースが伝えていました。ポーランドでは最近産業の発達で電力不足が近々起こる事が目に見えているので安価な原発で電力を賄うという考えらしいです。原発予定地になった海辺はリゾート地で原発の候補地に名が挙がったとたんホテルに予約の解消が相次ぎ、この夏は収入が見込めないと経営者が嘆いていました。

 チョコにはもう3基原発があり、同じ所に数を増やそうという計画らしいですが、国会でも数を増やすことに疑問の声も上がっているとか。

 本当に原発は安価で経済的なのでしょうか。決して事故が無いとは言えないでしょうし、ひとたび事故が起こればその処置にどれだけのお金が必要になるのか現在の日本の状況を見れば予想もつかに額だとわかると思うのですが。

 昨日他のニュースで原発安全を広報するために多額の税金が使われていたこと、その広報によって原発安全神話が生まれた事を伝えていました。

 今、海上風車発電の研究が実を結ぼうとしているようです。バルト海は日本の海より波が穏やかかもしれません。もし、太陽光発電が不向きなら海上風車発電でも売り込む準備をして欲しいですね。凪の日でも潮の満ち干で発電できるとの事でした。

 リトアニアに行った時、沖にはソビエトの原子力潜水艦が沈没しており私たちの海は汚されてしまったとリトアニアのエスぺランティストが語っていました。これ以上世界の海を汚す危険のあることはやめてほしいです!
コメント (2)
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