glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

シリア難民の女性

2013-06-04 08:12:14 | 平和
 戦争は惨い。生活力の無い女性や子どもは生きるために何ができるのでしょう。戦時中日本の女性は良く耐え忍んだと思います。私も母に連れられて遠くに借りた畑に出かけました。母は夕方まで働くことが多かったです。帰りは暗闇の中、母は弟を背負い、私は当時6年生だった兄に手を引かれ、時にはおんぶしてもらい家に帰りました。兄に捨てるぞと揄われた悔しさと恐怖は今でも忘れません。

 昨日テレビで生活力も財産も無いシリア難民の女性の生活を報じていました。家族の生活のためにお金で売られ結婚させられ人も結構多いとか。金額は15万円~30万円程度と報じられていました。このお金で家族はどれほどの期間生活できるのでしょう!売春婦になった女性もいました。アラーの教えに反するけれど将来は足を洗いきちんと家庭を持ちたいとその中の一人が言っていました。

 外仕事へでて仕事をすることが許されてこなかったアラブの女性にとって庇護なく生きるには性を売るという方法しか残されていないのでしょうか。同性としてこの現実は悲しいです!

 
コメント
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