glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

わが名はグリィミ!

2005-03-21 13:38:37 | Weblog
 先日、コメント欄に“glimi”って良い名前ですねと書いてくれたブロガーがいました。
嬉しかったですね!

 この名前、気に入っているのです。エスペラントの単語ですが、辞書には ― glimi ;キラキラ光るとあります。
  

 子どもの頃からファンタジーが好きです。トールキンの指輪物語、エスペラント訳を2月から読み始めました。エスペラントでは『LA MASTRO DE L' RINGOJ』-指輪(たち)の主人- と言うのですけれど…。本当に楽しい本です。この本を作者は人に読んでもらうためではなく、自分の創作欲を満たすためだけに書いたのだそうです。
 計画では3月中に第一巻を読み終える予定でしたが、今、本の中程、300ページです。というのも、時間も無いのにブログまで始めてしまいましたから…。
  

 ホビットたちの旅はゾクゾクするほど楽しいですね。星が瞬きはじめた日暮れの道を、ただひたすら歩き続けたり、きらめく満天の星の下で野宿したりするのです。その都度、glimiという単語が語尾を変えて出てきます。物語から受ける言葉の印象はキラキラ光ると言うより、チカチカ瞬くと言う感じです。その感覚がとても気に入ったのです。

J・R・R・トールキンはエスペラント版の序文で次ぎのようなことを書いています。原文は英語ですが、私が読んだはエスペラント訳です。
 ― 私は25年前(もちろん初版時からです)エスペラントを学び、今でも文法とその構造はしっかりと覚えております。
 わたしは、この言葉で書くことも話すこともできませんが、エスペラントの書物は沢山読みました。・・・。
 好きに時間を使うことができ、国際語に関わりたい人は、エスペラントを支持するべきではないでしょうか。
  

 エスペラントに翻訳したのはイギリスの文学者ウィリアム・オールドです。かれはノーベル賞候補にノミネートされたほどの人です。
 
  
コメント (3)
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